Muscat～フジテレビの番組情報

7月スタートの木10ドラマ『セシルのもくろみ』の主演が、真木よう子さんに決定しました。本作は、ファッション雑誌業界を舞台に、専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなどさまざまな立場の女性たちが、ぶつかり合いながら幸せを探していく物語。真木さんは、長らく美から遠ざかっていた主婦を演じます。

原作は、30年にわたり女性の人生を描き続けてきた唯川恵さんの小説「セシルのもくろみ」。30～50代の主婦層に絶大な人気を誇るファッション誌「STORY」で、2008年から2010年にかけて連載され、多くの共感を呼んだ作品です。

読者モデルとしてスターダムを駆け上がる平凡な主婦

真木さん演じる主人公・宮地奈央（みやじ・なお）は、着飾ることに興味がない専業主婦。金型仕上げ工の夫と中学1年生の息子との3人暮らしで、日々の小さな幸せが自分の幸せだと満足していました。

そんな奈央の転機となったのが、人気女性ファッション誌「ヴァニティ」の編集デスクに読者モデルとしてスカウトされたこと。はじめは、ファッション誌の世界を水の合わない表層的な世界だと毛嫌いし、“自分を美しく見せること”に抵抗を感じていた奈央でしたが、周囲の女性たちと接するうち、未知の価値観に気づかされることになります。それは、“いつまでも美しくありたい”“いつまでも愛されたい”と願う、女性たちの“もくろみ”でした。

脇を固める豪華女優陣にも注目！

本作では、周囲を固める女性キャストも豪華！まず、奈央の憧れにして最大のライバルとなる「ヴァニティ」のカバーモデル“ハマユカ”こと浜口由華子（はまぐち・ゆかこ）を演じるのは、吉瀬美智子さん。読者や社会に対して“幸せに見え続けること”を使命として生きてきたカリスマモデルです。

読者モデルの奈央とタッグを組むことになる「ヴァニティ」のライター・沖田江里（おきた・えり）役に、伊藤歩さん。ファッションブランドのPRとして働いていたものの職を失い、ファッションライターに転身。ライターとして一日も早く大成しようと毎日必死で働きつつ、理想と現実とのはざまでもがいている女性です。

奈央をスカウトし、ファッション業界へと引き込む「ヴァニティ」の編集部デスク・黒沢洵子（くろさわ・じゅんこ）に扮するのは、板谷由夏さん。冷静沈着かつ策略的な女性で、奈央の運命を大きく左右する重要な役どころです。

そして、「ヴァニティ」の元ナンバー2モデルで、現在はテレビコメンテーターとして活躍する安永舞子（やすなが・まいこ）役は、長谷川京子さん。物言いはきついが自分なりの正義と仁義を持ち、バイタリティーあふれる個性的な人物です。

1人の女性が新しい世界に殴り込みをかける痛快さ、そしてさまざまな立場の女性たちが繰り広げる「オンナの“もくろみ”」がうごめく人間関係と、その先にある友情…。胸が熱くなって、笑って、少しだけ切なくなる。そんな大人の女性に向けたドラマとともに、暑い夏をもっと熱く過ごしてみませんか？

番組情報

木曜劇場『セシルのもくろみ』

＜放送＞

2017年7月スタート 毎週木曜22時～22時54分

＜出演＞

真木よう子
吉瀬美智子
伊藤 歩
板谷由夏
長谷川京子
他