Muscat~フジテレビの番組情報

2017.04.26更新

大間のマグロ漁師&伝説の海人…日本最強の漁師が世界の海で頂上決戦!

アメリカ&スペインのトップに挑む!

4月28日(金)21時から放送される金曜プレミアム『ニッポン最強漁師!世界の海で頂上決戦!』。海洋国家・日本が誇る漁師二人が世界の海に挑む様子に、完全密着します!

今回の頂上決戦は二つ。

一つめは、「青森・大間の漁師VS米国で三代続く最強マグロ漁師」。青森・大間のマグロ漁師が、アメリカで頂上決戦に挑みます。

二つめは、「沖縄の伝説海人VSスピアフィッシングの英雄」。プロの素潜り漁師「海人三郎」が、スペインの素潜り魚突き世界大会でトップを目指します。

最強マグロ漁師の説得に約7カ月…

「青森・大間の漁師VS米国で三代続く最強マグロ漁師」に登場するのは、故・松方弘樹さんとも親交のあった藤枝亮一さん。大間の若手イケメンをともない、はるばるアメリカの海へ! アメリカNo.1との呼び声高い漁師・リード・メリデスさんとの、クロマグロ一本釣り対決に挑みます。

藤枝さんを探しだし、口説き落とし、そして対決を終えるまでに要した期間は、実に約7カ月。大間へ乗り込んだ担当ディレクターは、まずは漁師たちに聞き込みを開始。ときには、漁師の集まるスナックにも顔を出したそう。

「誰も自分から『最強の漁師はこの人』なんて教えてくれません。しかも、大間のマグロ漁師の皆さんは、腕一本でマグロを釣りあげているだけあって、プライドが高い。口説き落とすのは、至難の技でした。海も違う、魚も違うところで同じ漁法が通用するのかもわからない中、大間のプライドにかけて、釣れなかった、では帰れません。藤枝さんも、何度も顔を合わせて説明を重ね、時間をかけて口説きました」(担当ディレクター・河原剛さん)

極秘の“疑似餌”でアメリカの伝統的一本釣りに挑む!

藤枝さんが最強漁師たるゆえんの一つは、疑似餌作りの腕。疑似餌とは、魚に似せて作った餌のことです。

「藤枝さんは、疑似餌を作らせたら右に出るものはいないと言われるほどのスペシャリスト。今回、秘中の秘である疑似餌は絶対に見せられないとのことで、疑似餌には完全にモザイクをかけました」(河原さん)

藤枝さんが挑むのは、アメリカ・ノースカロライナの漁師リード・メリデスさん。漁師歴22年で、祖父と父、親子代々マグロ漁を営む一家の三代目です。その漁法は、文字通りの一本釣り。その腕のよさに、藤枝さんも「負けたら大間には帰れない!」と闘志を燃やします。アメリカの海で、日米の海の猛者が巨大クロマグロを一本釣りする、迫力の映像にもご期待ください。

沖縄の最強漁師は“潜水漁”の伝説的存在

「沖縄の伝説海人VSスピアフィッシングの英雄」に登場するのは、漁師歴48年の「海人三郎」さん。沖縄・石垣島で生まれ育った潜水漁師です。素潜りをし、もりや水中銃を操って腕一本で魚を突く「潜水漁」で、一日500キロもの魚を捕ったことがあるという、沖縄で伝説的な存在。過去には、15年連続漁獲高ナンバーワンの記録も。

三郎さんは、漁をしている場所や狙った対象との距離などによって、10丁ほどの水中銃を使い分けています。

「三郎さんの水中銃は、引き金やシャフトといったパーツに自ら手を加えて改良したオリジナルの木製銃です。太い指でひもを編み直したり、細やかな作業をすべて自分でなさるんです。漁というと豪快なイメージがありますが、とても繊細な作業です」(担当ディレクター・宇都浩一郎さん)

「漁師とは、頭脳の職業ですね。たとえば、漁の際は、潮の流れや天候、魚の性質などを計算。シャフトの“返し”や、銃の威力を決めるゴムの掛け方なども細かく調整を重ねるんです」(宇都さん)

素潜りで魚を突くスポーツ・スピアフィッシングに初挑戦

三郎さんが向かうのは、地中海のマヨルカ島。対戦相手は、素潜りで魚を突くスポーツ“スピアフィッシング”の世界チャンピオンに3度も輝いた、スペインのペドロ・カルボネールさんです。

「三郎さんがスポーツとしての素潜りに挑むのは、初めて。アウェイの見知らぬ海で、しかも様々なルールがある初めての競技に参加してもらうのは、三郎さんにとってとてつもないチャレンジだったと思います」(宇都さん)

スピアフィッシングには、元々興味があったという三郎さん。「漁師として培った技術をスポーツの世界で試してみたい、外国の海に挑戦してみたい、そんな気持ちがあったのかもしれません」(宇都さん)。沖縄の海人が地中海でどんな戦いを見せるのか、注目です!

番組情報

金曜プレミアム『ニッポン最強漁師!世界の海で頂上決戦!』
<放送>
4月28日(金)21時~22時52分

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。