劇場作品

劇場作品 劇場作品一覧

TOKYO JOE

■INTRODUCTION
たった一人でマフィアを壊滅させた日本人。
彼はなぜ「組織」を裏切ったのか。

シカゴの暗黒街を震え上がらせた一人の男、彼はなぜ沈黙の掟を破ったのか!?

80年代、かつてアル・カポネが名を馳せたシカゴの暗黒街。その裏社会を仕切る巨大マフィア組織を、ある日系人が壊滅に追い込んだ。男の名はケン・エトー、彼は“東京ジョー”と呼ばれ、全米のマフィアのボスたちからも怖れられる組織の大幹部だった。賭博容疑で警察の捜査を受けたことで、口封じのために組織から命を狙われた彼は、重傷を負いながらも奇跡的に一命を取りとめ、自分を裏切った組織におとしまえをつけるべく、FBIの協力者となる。やがて、彼の証言により、組織犯罪の実態だけでなく、労働組合、警察、裁判所、そして政治家との癒着までが明らかとなり、組織のボスや最高幹部をはじめ、警官、判事、裁判官、さらには州知事まで33人が逮捕、起訴されることになる。


元FBI特別捜査官がはじめて明かすアメリカ犯罪史上空前のマフィア壊滅作戦の全貌!

“東京ジョー”逮捕に執念を燃やした元FBI特別捜査官エレイン・スミスが語る、アメリカ犯罪史上ただ一人の日系人マフィアの知られざる生涯。そして、FBIによる周到なシカゴ・マフィア壊滅作戦の全貌。これは、ギャング映画や犯罪小説よりも遙かにスリリングでドラマチックな、驚くべき真実の数々に、映画史上はじめてカメラが迫った衝撃のクライム・ドキュメンタリーである。


日本を代表するドキュメンタリー巨匠が5年の歳月をかけて完成された執念の1作!

製作・監督・編集は『able/エイブル』『ビリーブ』などヒューマン・ドキュメンタリーで、国際的に高い評価を受けているドキュメンタリーの巨匠、小栗謙一。ブルースをベースに様々なジャンルの音楽を混血させた“アメリカ的”な音楽で注目を集め、ニューヨークを中心に活躍している人気バンド、ハズマット・モディーンのリーダー、ウェイド・シューマンが手がける魂に響く音楽も聞き逃せない。また、長年温められていた本作の企画をついに実現させたエグゼクティブ・プロデューサーは、『ハチ公物語』『ソナチネ』『地雷を踏んだらサヨウナラ』など数多くの大ヒット作を放ってきた奥山和由と、『踊る大捜査線』シリーズや最新ヒット作『ザ・マジックアワー』などで次々とメガ・ヒットを飛ばすフジテレビの亀山千広。日本映画界を代表するこの2大プロデューサーの初タッグも大きな話題となっている。


■CAST
エレイン・スミス
スティーブン・エトー
ジェレミー・マーゴリス
ジョン・ドラモンド
ジョージ・ジョセフ
トニー・モンタナ

■STAFF
エグゼクティブ・プロデューサー:亀山千広、奥山和由
監督:小栗謙一
原作:エレイン・スミス
原案:古森義久
撮影:アヴィ・カストリアーノ/K.P.マロン
音楽:ハズマット・モディーン
コンタクトマネージメント:池原麻里子
協力:アメリカ合衆国連邦捜査局 シカゴFBI

提供:東北新社、フジテレビジョン
配給:トルネード・フィルム
宣伝:B.B.B.inc,