ストーリー

鎌倉由紀役木南晴夏さん

原案『妄想彼女』は見られましたか?

ドラマのお話をいただく前に、ニュースで見て知っていました。おもしろいことをする人もいるもんだなとサイトを見たんですが、笑っちゃいましたね(笑)。同時にクオリティがとても高く作品として素晴らしいと思いました。先日、現場で地主さんにお会いしたんですが、やはり独特な雰囲気がありました。

安西晃平はどのような人物だと思いましたか?

編集者として圭祐をサポートしつつ仕事を促すポジションではあるんですが、友達としての顔もあり、そのバランスは常に意識していました。でも由紀ちゃん同様、自分の損得を抜きにしても圭祐をちゃんと見ていてあげている人なのかなと思います。

安西は圭祐のことはどう思っているのでしょうか?

人間的に興味があるんだと思います。最初はビジネスパートナーだったと思いますが、圭祐の人柄を知り、おもしろいヤツだなと思い始め、それを素直に自分でも楽しんでる部分があるのかなと。圭祐はひとりでは何もやらないしできない、どうしようもないなと思うけど放ってもおけないヤツですから。タレントとマネージャーの関係に似ているかもしれません(笑)。

とはいえ、安西は怪しい動きが多いように思います。

そうですよね(笑)。圭祐や由紀ちゃんは感情がストレートに顔や行動に出る人たちなので裏がないぶん、安西の裏がありそうな言動は気になるところではあります。ただ安西の怪しさがあまり主張し過ぎてもいけないかなと感じていて。もちろん本を売りたいという前提はあるものの、安西自身も今の状況を楽しんでいると思うんです。そもそもあれだけ謎の多いはるちゃんの存在を結構すぐに受け入れてましたから。しっかりしているようで、安西もまた難しいことを考えずにノリでいっちゃえみたいな性格なんでしょう(笑)。そこは素直に演じています。僕自身こんなノリとフットワークの軽い人物を演じることがあまりなかったので、演じていて新鮮で楽しいです。

丸山さんには圭祐はどう映っていますか?

かわいいですね。すごく繊細で、臆病者で、なにかあるとすぐ拗ねたり強がったり、でも素直で。まるで子供みたいだなって(笑)。圭祐を見ていると、しょうがないな~と言いつつつい構いたくなる安西と同じような気持ちになります。浅利くんがかわいいキャラクターに演じているからそう思うのかもしれません。浅利くん自身はとてもしっかりした人なので、そのギャップがすごいです。

丸山さんは“理想の彼女”は欲しいと思いますか?

いや~、僕の理想の女性は妻ですから(笑)。でも若い頃はそういう感覚はありました。ただ中学生の頃に憧れていた理想の女性像と今の奥さんはまったくタイプが違うことを考えると、理想は理想なんですよ。理想が強すぎてそれが崩れていくことでがっかりしてしまう圭祐のあの感じはよくわかります。理想は理想のままでとっておくのがいい気がします。あ、今自分のことは棚にあげて話してます(笑)。

はるのような女性はどうでしょうか?

ほとんどの男性の理想の女性を具現化していると思います。かわいくて、優しくて、無邪気で天真爛漫で、なおかつ自分のことを一途に想ってくれる。男にとっては天使じゃないですか(笑)。ただ年齢を重ねると、自分の理想通りではない一面が逆に魅力的に感じたりするようになってくるんですよね。

もし丸山さんがはるのプロフィールに新しい項目を書き入れるとしたら、どんなことを書きますか?

そうですね…。完璧過ぎるので、欠点を書き入れるかもしれません。昔、無邪気に「理想の子がいればいいなぁ」なんて思っていた感覚が今なくなったのは、人間のダメさが愛しいと思えるようになったからかもしれないです。人のコンプレックスやダメな部分って、人間らしくてかわいいじゃないですか。

最後に、最終回の見どころをお願いします!

圭祐の決意というか気持ちは、見ている人にも勇気を与えられるんじゃないかなと思います。これまでダメダメだった圭祐の、次なる1歩をぜひ見届けてあげてください。