問題のあるレストラン 毎週木曜日22:00放送

Cast

INTERVIEW 8

今回の企画を聞いたときの印象からお願いします。

 自分のどこにそういうものを見いだしてくれたのかな、というのはありました。私はいたって普通の男性ですので、意外でした。ただ、意外でしたけれども、坂元裕二さんの作品に参加できるというのはとても光栄でした。

ハイジさんというキャラクターを演じるにあたって、特に考えたことは?

 演技の上での気を付けていることは、やり過ぎない、ということです。こういうキャラクターは、やり過ぎてしまうと鼻につくというか、デフォルメしてしまうとどこまでも行っちゃうようなところがありますから。なので、“ザ・ゲイ”みたいなステレオタイプにはしないように気を付けました。

ハイジさんのあのエレガントな雰囲気、優しさを身にまとった女性らしい所作は凄いと思いました。どういうところから学んだのでしょう?

 ありがとうございます(笑)。オファー自体は、去年の夏くらいにいただいておりました。そのころ私はニューハーフの役で参加させていただいた映画があったりしたんですけど、それを見ていただく前に指名していただきまして…。あと、ひとり舞台の方で女性を演じたこともありましたので、今回のように大勢の方が注目してくださるドラマの前に…まあ偶然ではあるんですけど…そういった作品を経験させていただけたということが繋がっているのかな、とは思います。

撮影はいよいよ大詰めですが、今回のチーム『問題のあるレストラン』の雰囲気はいかがですか?

 連ドラというのはどうしてもスケジュールがタイトになってしまうこともあるんですけれども、笑顔を絶やさず、明るい現場で撮影に励んできたと思います。その一員としていられたことは私自身の助けにもなりました。素敵な現場だと心から思います。

臼田あさ美さんは「みんな、ハイジさんのことは男性だと思っていない」とおっしゃっていました。まさにそんな感じですか?

 そうですね。このドラマが始まる前に、制作発表で言わせていただいたことと、3ヵ月経った今、まったく同じことを言わせていただきますけど、自分を女子チームの一員として受け入れてくださっている女優陣のみなさま、そしてスタッフのみなさまに心より感謝を申し上げます。

真冬の撮影ということでご苦労も多かったのでは?

 そうですね。ただ私は、主に厨房の方にいますので…。真木よう子さんを始めとする女優陣のみなさんは、テーブルの方に行かなければいけないので大変だったと思います。

劇中では、酷いパワハラ/セクハラシーンも描かれました。男性の安田さんは、それをどのように感じていましたか?

 男性として読んでいないところもあるんですが…。じゃあ、男性が嫌悪感を抱くようなものかと言えば、決してそうではないと思うんです。そこは、実際あり得るかもしれない、というラインをついていると思うんですよね。我々はリアルを求めているわけではなくて、リアリティーを生み出そうとしていますので。まあ、そういう前口上は置いておいて、脚本を読ませていただくと、毎回胸に迫るものがありましたし、男女差別なども大きなテーマかもしれないですけど、それ以上に、心を震わせるような本があるということが大きかったと思います。それは、役者のみなさんもスタッフのみなさんも、感じていたことなんじゃないかと思っています。私もそのひとりですし…。毎回、本を読むと…やっぱり泣きますね。そこに性別は関係ないかもしれないですね。二階堂ふみさん、高畑充希さん、松岡茉優さんが演じた若い子たちの思いも、几として、役としてちゃんとくみ取れるので、やっぱりウルウルきちゃうんです。千佳ちゃん、結実ちゃん、藍里ちゃんの3人はとっても愛おしい存在です。

真木よう子さんと共演されてみての印象は?

 本当にステキな方だと思います。連ドラというタイトな状況で、坂元作品の見せどころのひとつでもある長ゼリフが…特にたまちゃんは毎回あったりするわけですが、そこを見事に、きっちり伝えていて…。流石としかいいようがないです。

今後、物語がどのように展開していくのか、予想していただいてもよろしいですか?

  私は、坂元さんの頭の中を予想できるような人間ではございませんので(笑)。「どうなるのかな?」というのをドキドキしながら毎回台本を読むのが楽しみなドラマですので、視聴者のみなさんと同じ目線で、最終回も楽しみにしています(笑)。

最後に、このドラマを応援してくれている視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

 自分自身、この作品に携わることができて本当に良かったと心から言える作品です。もし、この作品に携わっていなかったとしたら、「どうして携わることができなかったんだろう?」と悔しく思ったであろう作品です。応援してくださっている視聴者のみなさまには心より感謝申し上げます。ありがとうございます。是非、最終話まで楽しんでください。よろしくお願いいたします。

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