見たことない!「さかな畑」でおうち野菜
瑞々しい葉が茂る、室内のプランター…でも、その形はとっても独特!下はなんと水槽になっていて、魚たちが悠々と泳いでいます。
実はこれ、たくさんのお得が詰まった全く新しい家庭菜園なんです。水槽と合体したプランター、その秘密をご紹介します。
観賞用の魚と家庭菜園用の野菜が一緒に育てられるこの水槽、その名も「さかな畑」。このおうちではハーブ系の野菜を数種類栽培しながら、金魚とドジョウを飼育していました。
でも、野菜と魚、2つ一緒に世話をするのはなかなか大変ではないでしょうか?
「お手入れは毎日1回の餌やりだけで済んでいます」
「購入して半年、今のところ水換えなども行っていません」
たったそれだけ !?
手がかからない秘密の答えは“畑の土”にありました。
菜園の“小さな生態系”
おうち菜園・濱田健吾さん
「水槽の水はポンプでくみ上げられていて、汚れた水は畑の微生物が分解してくれるようになっています」
プランターの土壌部分に敷き詰められているのは、微生物を含んだ小さなボール。くみ上げられた水に含まれる魚のふんなどがそこで分解され、野菜の栄養となります。
きれいになった水はまた水槽へ戻り、循環していく、という仕組みだったのです。
「魚と植物、それに微生物。3つが共生して1つの生態系をつくっています」
そのため水換えや土作りの必要が一切なし!農薬を使うこともないので、オーガニックな野菜が育つことになります。
1人5役 !? “お得”な菜園
この「さかな畑」で育てた野菜でサラダを作ってもらうと…
「おいしい!」
「いい匂いがする〜!」
子供たちはあっという間に平らげてくれました。
目の前で“収穫”したものを食べられるということも、おいしく感じる理由になっているようです。
緑を楽しむプランター、魚を愛でる水槽、おいしくて安全な野菜の畑であり、小さな生態系を観察する“教材”にもなって、そのお手入れはとっても簡単…
一石四鳥、五鳥のこの新しい家庭菜園を、暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ
http://ouchisaien-onlinestore.com/?pid=96050646