ローソンが電子マネー参入を発表したことで大手コンビニの電子マネーが揃い踏み。
私たち利用者が賢く電子マネーを使うにはどうしたらいいのでしょうか?

電子マネーやポイントの賢い使い方を10年にわたり研究しているポイント情報サイト「ポイ探」菊地崇仁さんと【ふかぼり】ました。

小銭が不要でレジの精算がスピーディー、クレジットカードのような審査も年齢制限もない利便性の高い電子マネー。 菊地さんは電子マネーを選ぶ基準はコンビニだけでなく利用できる系列店を見るのが重要だと指摘します。

ゲスト:菊地崇仁(ポイント情報サイト「ポイ探」の代表取締役)
出演者:江上剛、中野信子

きょう行われた世界体操男子団体決勝で日本代表が37年ぶりの金メダルを獲得し、“お家芸”復活に日本中が沸きました。
完全復活の背景に何が?その強さの秘密は!?
元体操選手でロサンゼルスオリンピック金メダリストの森末慎二さんと【ふかぼり】ました。

“絶対王者”内村航平選手の活躍や“ひねり王子”こと白井健三選手の高難度の技はもちろんのこと、今回、あん馬やゆか種目で活躍した、10代の萱和磨(かや かずま)選手や早坂尚人選手など若い選手の活躍があったといいます。
日本の選手層の厚さを武器にリオデジャネイロオリンピックはもちろん、2020年東京オリンピックの金メダルを目指して、がんばれニッポン!

ゲスト:森末慎二(元体操選手・ロサンゼルス五輪金メダリスト)
出演者:江上剛、犬山紙子

南シナ海で人工島の建設を続けてきた中国に対して、ついにアメリカが艦船を派遣。パトロール活動を開始しました。
緊張が高まる中、米中の軍事衝突は起きてしまうのでしょうか?
元海上自衛官の小原凡司東京財団研究員に解説してもらいました。

今回のアメリカは本気で中国に警告、中国側は衝突を避けたいが、引くに引けない事情があると指摘しました。

ゲスト:小原凡司(東京財団 研究員)
出演者:ロバート キャンベル、吉川美代子

31日はいよいよハロウィン。先週末、街中で多くの人たちが仮装する姿が見られました。しかし、そもそもハロウィーンは何かについては意外に知られていませんでした。 紀元前5世紀ごろ アイルランドなどが発祥なのですが、日本でいう大晦日やお盆のようなもので、その後 移民ともにアメリカへ伝わり子供向けの行事となりました。

では、そのハロウィーンは日本でなぜここまで流行しているのでしょうか?
その理由を和文化研究家の三浦康子さんと【‪ふかぼり】ました。

三浦さんによると日本人は元々コスプレ好きで、さらに秋はイベントが少ないなどの理由があったため、ハロウィンーが流行したと指摘しました。

ゲスト:三浦康子(和文化研究家)
出演者:久保田るり子、ロバート キャンベル

ドコモショップで保険商品の販売を始めることで合意したNTTドコモと日本生命。
一見不思議なこの組み合わせを、保険アナリスト・さんと【ふかぼり】ました。
山野井さんは「違和感はない」として、今後もますますこうした流れが加速するのではと指摘しました。
ゲスト:山野井良民(保険アナリスト)
出演者:江上剛、中野信子

新米の季節を迎え、都内のホテルでは北海道のブランド米のイベントが開かれました。
さまざまなブランド米が登場する中で気になるのが、最上クラスのコメであることを示す「特A米」。しかし、特A米に選ばれる品種が増えている中で、消費者の認知度はといえば、いまひとつです。

そもそも、特A米に選ばれるブランド米がなぜ増えているのでしょうか?
その理由を、五つ星お米マイスターで老舗米店店主の澁谷梨絵さんと【ふかぼり】ました。

澁谷さんは、本来、消費者のためにあるコメのランキングが生産者よりの制度になっているのではないか、と懸念を示しました。

ゲスト:澁谷梨絵(お米マイスター、株式会社シブヤ代表)
出演者:江上 剛、犬山紙子

地球温暖化をもたらす温室効果ガス削減を話し合うCOP21の作業部会がスタートしました。
立命館大学大学院 客員教授の村沢義久さんと、地球温暖化は止められるのか、【ふかぼり】ました。

世界各地で多発する異常気象による被害。
日本でも大雨や竜巻などの被害が増えているのは、地球温暖化が原因の一つと村沢先生は指摘します。

各国がCO2などの温室効果ガスを削減すべく数値目標を出し合う中、京都議定書では途中で先進国が脱退したり、温室効果ガスを多く排出する国が不参加だったりと骨抜きになったこともあり、今回のCOP21で実効性のある結論が得られるかどうかがポイントだとしています。

ゲスト:村沢義久(立命館大学大学院 客員教授)
出演者:ロバート キャンベル、吉川美代子

  • 2015年10月19日(月)
  • “傾斜マンション”で不正次々発覚 どこまで問題は広がるのか?

先週、横浜市の大型マンションで傾きが見つかった問題。
次々と不正が発覚し、他のマンションでも同様の被害が出るのではないかとの懸念も広がっています。

マンション建設での不正はなぜ起きてしまったのか、欠陥マンション問題に詳しい岩山健一一級建築士とともに【ふかぼり】ました。

岩山氏は、マンション業界の多重の下請け構造に大きな問題があると指摘します。
十分な利益を得られるのは元請けである施工主までで、下請け・孫請けなどは元々の5~6割の発注額で仕事を請け負い、さらにコスト削減や厳しい工期を迫られるといった現状があるといいます。

ゲスト:岩山健一(一級建築士、日本建築検査研究所 代表)
出演者:ロバート キャンベル

いま、大きな問題となっている宅配便の再配達の増加。この問題について今週、国土交通省も報告書を公表しました。 どうすれば再配達を減らせるのか、宅配の裏側を知り尽くす流通ジャーナリストの塩田信雄さんに伺いました。

配達物が増加するなか、業者側も配達拠点を増やすなどの配達の強化を図ったり、時間指定サービスを導入するなどで努力してきましたが、それも限界に来ています。 塩田さんは、結局のところは受け取る側もコンビニ受け取りなどを利用して、荷物を受け取る努力をすることも大切だと呼びかけています。

ゲスト:塩田信雄(流通ジャーナリスト)
出演者:江上 剛 中野信子

本格的な運用に向けて動き出したばかりのマイナンバー制度をめぐり、おととい、収賄の疑いで厚生労働省の職員が逮捕されました。
マイナンバー制度のシステム構築に詳しい、情報セキュリティ大学院大学教授湯浅墾道さんと【ふかぼり】ました。

実は今回の事件、起こるべくして起こり、今後も似たケースが続く可能性があると言います。
現在、マイナンバー市場は1兆円規模ですが、通常の公共事業とは違い、ITシステムの必要なバーチャルの公共事業だと湯淺さんは指摘。しかも、官公庁や地方自治体に専門知識をもった職員は少なく、深刻な人材不足だと分析しています。

ゲスト:湯淺墾(はる)道(みち)(情報セキュリティ大学院大学教授)
出演者:江上剛、犬山紙子

これまでなかなか議論が進まなかった軽減税率。ついに安倍総理が、再来年4月の10%の消費増税と同時に軽減税率を導入する方向で検討するよう指示を出しました。しかし、残された時間は1年半しかありません…本当に間に合うのでしょうか?
中央大学法科大学院の森信茂樹教授と【ふかぼり】ました。

森信教授は、越えなければならない “大きな山” がいくつもあり、そう簡単にはいかないと指摘します。いったいどんな山が待ち構えているのでしょうか?

ゲスト:森信茂樹(中央大学法科大学院 教授)
出演者:江上剛、犬山紙子

ユネスコの世界記憶遺産に中国が求めていた「南京事件」の登録が決定。
日本政府は、中国が主張する犠牲者の数に疑問があるためこれに反発しています。
中国の思惑は何なのでしょうか?対抗策は?
外交政策に詳しいキヤノングローバル戦略研究所の宮家邦彦さんと【ふかぼり】ました。

宮家さんは、中国の狙いがユネスコの“政治利用”にあると指摘
国内にアピールするプロパガンダの目的があるのではないかといいます。

ゲスト:宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹)
出演者:ロバート キャンベル 吉川美代子

南アフリカに「世紀の番狂わせ」で勝利を収め、1次リーグを3勝1敗の成績で終了。
「最強の敗者」となったラグビー日本代表。
日本の実力は本物なのでしょうか!?

元日本代表、新日鉄釜石の監督兼選手として活躍、「ミスター・ラグビー」こと松尾雄治さんと【ふかぼり】ました。

これまでラグビーワールドカップで日本は、1勝2分21敗と圧倒的に負け越し。
松尾さんは勝てなかった理由に体格、パワー、スピードとすべてにおいて劣っていたと分析。

しかし、日本がラグビー強豪国になることができる可能性は十分あると指摘しました。

ゲスト:松尾雄治(元日本代表)
出演者:ロバート キャンベル、久保田るり子

今週は、ノーベル医学・生理学賞に大村教授、そして、物理学賞に梶田教授と、2日連続で日本人が受賞しました。
2000年以降、受賞者が急増している日本。その理由を、ノーベル賞について30年以上取材してきた朝日新聞編集委員の高橋真理子さんは、研究者の環境・意識の変化が影響していると指摘しています。

“長年の研究の賜物”は勿論ですが、ネットの普及によって“情報交流の増加”“推薦者の増加”“アピール力の向上”が受賞のカギだということです。

ゲスト:高橋真理子(朝日新聞社 編集委員)
出演者:江上 剛、中野信子

今週、TPP(環太平洋経済連携協定)が大筋合意しました。
TPPには中国包囲網としての側面もあるとされています。東京福祉大学の遠藤誉さんによると、中国も中国包囲網であると認識しすでに対抗策を繰り出しているといいます。
その象徴的な例が、インドネシアでの日本と中国による高速鉄道の受注競争です。実は中国にはTPPに対抗するため、どうしてもインドネシアに “クサビ” を打っておく必要があったといいます。その中国の思惑をふかぼりました。

専門家:遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長)
出演者:江上剛、久保田るり子

ノーベル物理学賞の受賞が決まった梶田かじた隆たか章あき(かじた たかあき)教授。
20年以上共に研究をしている東京大学宇宙線研究所の塩澤しおざわ眞人まさと(しおざわ まさと)教授をスタジオに迎え、 今回の受賞理由となった「ニュートリノ」について解説しました。。

塩澤教授は、ニュートリノの研究は宇宙のなぞを解明するという “永遠のテーマ” を追いかけていると言います。

ニュートリノはあらゆるものを通過する「幽霊粒子」。そのため観測するのがとても困難だといいますが、 この研究が進めば、究極に小さいニュートリノで究極に広大な宇宙のことが解明できるようになる可能性があると指摘しました。

ゲスト:塩澤眞人(東京大学宇宙線研究所教授)
出演者:江上剛、犬山紙子

ノーベル医学・生理学賞に輝いた北里大学、大村智特別栄誉教授(80)。
年間3億人を救うという偉業を果たした大村教授の功績について
“一番弟子” 北里大学 砂塚敏明教授が解説しました。

受賞の裏にはストイックな研究に対する姿勢、
そして人のためになることをしなさいという祖母からの教えがあったということです。

ゲスト:砂塚敏明(北里大学 教授)
出演者:ロバート キャンベル、久保田るり子

5日から施行されたマイナンバー法。
日本国内に住民票を持つ一人ひとりに12桁の数字が割り当てられるこの制度に対し、国民の多くは個人情報の漏えいや不正利用などへの不安を抱いています。
電子政府などを専門に研究しマイナンバー法に詳しい富士通総研の榎並利博さんは過度の心配は必要ないと指摘しています。
またカードを落としたらどうなるのか、引っ越しをしたらどうするかなど視聴者からの疑問にも答えました。

専門家:富士通総研 主席研究員 榎並利博(えなみ としひろ)
出演者:ロバートキャンベル、久保田るり子

家庭の月収は年々下がっているのにも関わらず携帯料金が上昇している中、安倍総理が携帯料金の引き下げを指示しました。
本当に料金値下げはできるのでしょうか?
携帯電話の賢人スマートフォンの料金やその節約術を徹底取材するITジャーナリストの三上洋氏と【ふかぼり】ました。

携帯会社大手3社の料金プランは横並びでしかも分かりにくく、現状を打開するカギは「格安スマホ」が握っていると分析。
「格安スマホ」の普及により価格競争が生まれ、携帯料金が安くなっていく可能性があると指摘しました。

ゲスト:三上洋(ITジャーナリスト)
出演者:江上剛

10月1日、多くの企業がに内定式を行いましたが、今年は“就活”スケジュールがこれまでより大幅に繰り下げられたために、さまざまな混乱が起こっていました。いったい、この就活をめぐって得をしたのは、いったい誰なのか?
この問題を人材コンサルタントの松岡仁さんとふかぼりしました。

松岡さんは、今年の就活は大失敗、結果的にだれも得をしていないと指摘しました。

ゲスト:松岡 仁(プロフューチャー HR総研 主任研究員)
出演者:大学4年生 松田直之 瀧沢圭介
    江上 剛、犬山紙子