きょうのわんこスペシャル
『家族になろうよ 〜元飼育放棄犬 マギィ〜』

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マギィ メス 5才
(ビーグル)

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一度は人に裏切られ、その命を絶たれそうになった一匹のわんこ。散歩すら知らなかったわんこが、大自然の中で知った穏やかな暮らしと人の温もり。

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今回は新たな家族の元で、かけがえのない幸せを手に入れたわんこに会いに行きました。

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群馬県の最先端、谷川岳がそびえる利根川が流れる人口およそ2万人のみなかみ町。温泉地としても知られるこの町にラフティングやカヌー専門のアウトドアスポーツのとある会社があります。ここで暮らしているのが今日も元気いっぱいの…

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「マギィ」。今年で5才になった、この会社の2代目の看板犬です。実は「マギィ」は子犬の頃からここで暮らしていた訳ではありません。2才までは都会のとある飼い主の元で暮らしていました。しかし「暮らす」と言うよりはただ生かされていた状態で、ついには飼育を放棄。

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その後、ある団体に一時的に保護され新しい飼い主が見つからなければ保健所で処分されてしまう運命でした。この会社の新たな家族となって早3年。今では「マギィ」が遠くネパールから働きに来ているスタッフたちを家族として迎えています。

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今朝ものんびりお客さんを待っていると、隣の会社に一台の車が…。すると急いで走りだす「マギィ」。会社の中に入れてもらってまずは朝の挨拶。これが「マギィ」の日課の一つ。オヤツをもらうと…

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朝の日課が終わると急いで会社に戻ります。そんな「マギィ」の会社にこの夏新たな家族が加わりました。それがご主人である社長さんの知り合いが保護して連れて来た、生後間もない一匹の子猫。

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「サスケ」の事を最初は遠巻きに見ていた「マギィ」ですが、今では一緒にお客さんを迎えるよき後輩であり、「マギィ」の大切な家族。さぁ、今日も仕事です。今では「マギィ」会いたさに来てくれるお客さんも年々増えて来ました。

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子猫の「サスケ」もご主人と一緒にお客さんを見送りします。いち段落すると「マギィ」は「サスケ」に気づかれないよう3階へ。ここでしばらく休憩タイム。

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大好きな夕方の散歩は「サスケ」には内緒。と言うのも一緒について来た「サスケ」が交通事故に会わない様にとの思いから、連れて行かない様にしているんです。こうして「マギィ」ののんびりとした一日が終わります。

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今日は気持ちのいい秋晴れ。まず、2匹でご飯。食いしん坊の「マギィ」はいつも「サスケ」が残していないかお皿をチェック。

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食べ終わると急いで一階へ。実は今日は「マギィ」にとって特別な日。わんこを連れたお客さんをカヌーツアーに案内するからなんです。

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いつものようにお客さんを迎えわんこと挨拶。色づき始めた秋の山々を眺めながら車で走る事およそ40分。ついた所は山に囲まれたとある場所。そして準備開始。

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初めてつけるライフ・ジャケットが不安な「アッシュ」を心配そうに見守る「マギィ」。皆でカヌーを楽しむのは紅葉に囲まれた「ならまた湖」。待ちきれない「マギィ」。怖々とカヌーに乗る「アッシュ」。一方、やる気満々の「マギィ」。いよいよ出発です。

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初めてのカヌーにちょっと怖そうな「アッシュ」。そんなカヌー初体験の「アッシュ」に自分の姿を見せカヌーが怖くない事を教えるのが「マギィ」の役目。

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「マギィ」の姿を見て「アッシュ」も真似てこの通り。カヌーの先端に立って、湖畔の紅葉を眺める余裕も出てきました。

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今年の秋も看板犬として、お客さんのわんこに大自然の美しさとカヌーの楽しさを教える事ができ、大満足の「マギィ」。「マギィ」は今ここで自分が必要とされている事を実感しながら暮らしています。

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紅葉シーズンが終わると今年のアウトドアの仕事も終了。今年も大好きな家族と一緒に幸せいっぱいの秋を過ごした「マギィ」なのでした。

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