きょうのわんこスペシャル
『雪原の宿 ~マッシュの冬物語~』
 
 
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マッシュ オス 6才
(ゴールデン・レトリーバー)
 
 
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雪が降り続くとある宿で外を眺めている一匹のわんこ。あるきっかけでやって来たこのわんこは家族の大切な存在として暮らしています。

北海道の東に位置する弟子屈町。屈斜路湖に白鳥たちが飛来する冬の間はマイナス30度になる事もある町。 この町の野鳥が集まる大自然の雪原の一角に一軒の宿があります。ここで暮らしているのが、「マッシュ」。

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いつもご主人と一緒の、この宿の看板犬です。そんな「マッシュ」がやって来たのは当時、旭川に住んでいたご主人一家がこの宿をオープンする準備をしていた6年前の事でした。

ご主人一家が「マッシュ」と出会ったのは旭川から弟子屈町に引っ越そうというまさにその日でした。
引っ越しの日に偶然目にした『子犬あげます』の張り紙。ご主人にとって新たな門出の日に出会った運命のわんこでした。

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ご主人一家の愛情を一身に受けて育って行った「マッシュ」。今、娘さんは独立して離れて暮らしていますが、子供達にとっては誰よりも心の許せる大切な家族。サッカー部に所属する長男、天就さんの練習相手も「マッシュ」です。

そんな「マッシュ」の一日は夜明けとともに始まります。吹雪で太陽が見えない日でもいつもの時間に起きてきて、まずはご主人に朝の挨拶。そして奥さんにも。

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外に出してもらうと降り積もった雪の中でひと遊び。今度は大自然に朝の挨拶。氷点下の中でも元気いっぱい、「マッシュ」は雪が大好きなんです。

そんな「マッシュ」の朝一番の仕事は、朝刊を奥さんの所まで運ぶこと。

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新聞配達の次は、夜の間に積もった雪の除雪作業。良きパートナーとして作業をするご主人を見守るのが「マッシュ」の日課です。

そして、ようやく朝ご飯の時間です。朝ご飯を食べ終わった「マッシュ」はご主人と息子さんと一緒に吹雪の中を歩いていました。 実は、長男の天就さんをスクールバスが来る場所の近くまで見送っているんです。天候が荒れないことを祈りながら天就さんを学校へと送り出す冬の朝です。

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宿に戻ると、待ちに待った朝の散歩の時間。何と「マッシュ」はスキーで滑るご主人と一緒に真っ白な雪の道を走ります。これが「マッシュ」の冬の散歩なんです。

ゆっくりとした時間が流れ、日が暮れた頃、お客さんがやって来ました。「マッシュ」は入口のカウンター越しにお出迎え。 そして、わんこが好きなお客さんだと、こうして大歓迎。「マッシュ」は自分が暮らすこの宿に来てくれるお客さんが大好きなんです。

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寒さが厳しい氷点下の朝。実は、ご主人は雪原を歩くスノーシューツアーのガイドもやっていて、「マッシュ」もご主人と一緒にお客さん達の案内をしているんです。

降り積もった雪の中、道なき道を進んでいくスノーシューツアーは「マッシュ」にとっては自分の庭を歩いているようなもの。 実はこの先に「マッシュ」が大好きな場所があるんです。

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そこは、湧き水が流れている雪原の中の小さな川。 何と「マッシュ」は氷点下の寒さの中、今日も川に飛び込んで大はしゃぎ。お客さん達はビックリです。

川から上がったかと思ったら今度は雪の中で大はしゃぎ。顔には氷った雪が…。 「マッシュ」は全身で冬の大自然の楽しみ方をお客さん達に伝えているんです。

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帰って来ると「マッシュ」の体には雪の玉がいっぱい。 宿にある露天風呂の温泉で雪の玉を取ってもらいます。

これからも大好きな大自然の中でご主人一家を支えこの宿を守っていこうと思っている「マッシュ」なのでした。

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