きょうのわんこスペシャル
『頼りになる家族〜365日ご主人を支えているジョージ〜』
 
 
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ジョージ オス 7才4ヵ月
(ゴールデン・レトリーバー)
 
 
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黄金色の稲穂が輝く壮大な棚田。日本の滝百選にも選ばれている雄大な滝。そして、昭和の初期に作られた美しいアーチ式の石橋。こんなどこか懐かしい日本の原風景が広がる町で一匹のわんこが暮らしています。

大分県・豊後大野市。棚田が広がる中にポツンとたたずむ一軒家。この家で暮らしているのが、「ジョージ」。農業と畜産を営むご主人の家の2代目のわんこです。

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先代の「ジョージ」が亡くなり6年が過ぎた頃、ご主人も60歳を超えて体力に自信がなくなってきました。

『仕事を手伝ってくれる犬がいればなぁ』そう思っていた七年前のある日、新聞を読んでいて目に留まったのが『子犬譲ります』という記事。

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希望者がたくさんいた中、どうしても欲しいと言う思いを熱く語り、譲り主はその言葉に胸打たれ「ジョージ」のことをご主人に託してくれたのでした。

先代のわんこ「ジョージ」がとても賢い犬だったので、ご主人は2代目も賢くなる様にと、同じ「ジョージ」という名前をつけました。

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そんなご主人の期待に応えようと「ジョージ」は子犬の頃からいつもご主人のそばにいて、自分から色々な事を手伝うようになりました。畑にいる時も遊んでいるように見えて、時折、ご主人の様子をチェック。

そして、必要な道具をご主人のもとまで運びます。こうやってはしゃいでいたって、ちゃんとご主人のことを見ています。「ジョージ」はご主人の手となり足となり、毎日、農作業の手伝いをしているんです。

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今年もご主人の棚田には黄金色の稲穂が揺れる収穫の季節がやって来ました。ご主人は稲刈り作業に大忙し。しばらくの間、ご主人がコンバインで作業している様子を見守っていた「ジョージ」ですが、今日は残暑を思わせる暑さ。

「ジョージ」はご主人が作業する棚田の向こうにあるまだ水の残っている田んぼに向かいます。そして、お腹に水をつけてクールダウン。草の中でゴロゴロして全身泥と草まみれ。「ジョージ」のリラックスしたひとときです。

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「ジョージ」は今や、この棚田を知り尽くしたご主人の毎日の農作業には欠かせない存在なんです。主人が束ねた稲を運ぶのも「ジョージ」が大好きな仕事のひとつです。

さすがの「ジョージ」も家に戻るとあっという間にウトウト・・・こうして今日は、ご主人の農作業を手伝い一生懸命に働いた充実の一日が終わります。

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日に日に秋も深まり、ひんやりとした朝の空気の中、今日も朝日を浴びながら始まる「ジョージ」の一日。新聞配達のおばさんがやってくるともうそろそろご主人が起きてくる時間。

実は、「ジョージ」は毎朝とても大切な仕事任されているんです。まずはブラッシング、それが終わるといよいよ「ジョージ」の出番。「ジョージ」が任されている仕事とは・・・。

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そう!ご主人が大切に育てている繁殖期のメス牛を朝の散歩に連れて行くことなんです。ご主人から綱を渡されると体重30キロの「ジョージ」は体重400キロの牛をいっしょうけんめい引っぱっていきます。

道をはずれないようにしっかりと誘導。「ジョージ」はこの牛が子牛の頃から面倒を見ているんです。丈夫な子牛を生むためには毎日の運動が欠かせません。

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この様子は今年の6月、市報の表紙を飾り、町の人達からも牛を引く「ジョージ」としてあたたかく見守られています。そんな「ジョージ」は散歩中もご主人の指示通りに。

これからも一日も欠かさず手伝いをしながら、ご主人のことを支えていこうと思っている「ジョージ」なのでした。

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