きょうのわんこスペシャル
それぞれの暮らし
 
 
ビッキー 写真1
ビッキーちゃん メス 10才
(雑種)
 
 
『わんこの名前は「ビッキー」。山梨県の高川山の山頂にいます。』
そんなメールが届いたのは先月の事。
スタッフは早速、山梨県大月市の高川山へと向かいました。
撮影機材を背負い、標高およそ976メートルの山頂を登ることおよそ2時間。
スタッフ「はぁ・・・、頂上だ、はぁ」
富士山を臨む山頂でスタッフを出迎えてくれたのが、まさにそのわんこ、「ビッキー」でした。
ビッキー 写真2
この山をよく登る人達の話によると、ビッキーが山頂に姿を現すようになったのはおよそ4年前の2001年9月頃のこと。
今でも登山者がやって来ると必ず確認に行く「ビッキー」。
やはり誰かを待っているのでしょうか?
今でも登山者がやって来ると必ず確認に行く「ビッキー」。
やはり誰かを待っているのでしょうか?
ビッキー 写真3
ビッキー 写真4
山頂には、この山に登った人たちのメッセージが記されたノートがあります。
ページをめくるとそこにはビッキーへのメッセージやイラストがびっしり。
写真やその日付から、雪の降る冬の間も登山者を出迎えながら
この山頂で暮らしていた事が分かります。
そんな登山者の間では知る人ぞ知る山頂のビッキーの事が地元新聞の記事になったのは去年のこと。
「首輪をしていることから迷子なのか、この山で捨てられてご主人が迎えに来てくれるのを山頂で待ち続けているんじゃないか、」といつの日からか、登山者たちの間で
そんな話が広がりました。
ビッキー 写真5
ビッキー 写真6
女性の登山者「久しぶり、ビッキー元気してた?」
男性登山者「元気か?」
登山者の人達からお弁当やエサをもらって暮らしている「ビッキー」。
以来地元の人たちが、ビッキーを保護しようとした事もありますが、ビッキーは山頂から離れることを拒みました。
登山者(おじさん)「ビッキー、あげるわ」
ビッキー 写真7
ビッキー 写真8
登山者の誰もが知っている「ビッキー」という名前。
どうしてこの名前がついたのかはわかりませんでしたが、ビッキーは今も登山者たちに見守られながら、この山頂で生きているのでした。
ジョン 写真1
ジョンくん オス 13才
(雑種)
所変わって、こちらは大阪府豊中市。
この街にある陸上自衛隊の豊中駐屯地に身を寄せている一匹のわんこがいます。
彼の名前は「ジョン」。
ジョン 写真2
ジョン 写真3
今から13年前、生後1ヶ月位の頃にこの駐屯地にふらリとやって来たわんこでした。
隊員たちは、ジョンがあまりにも小さな子犬だったので見捨てるわけにもいかず、しばらく保護することに。
隊員「おはよう」
それがそのまま、13年間住み着き、今ではこうやってジョンがいるのがこの駐屯地のいつもの風景となっています。
隊員「(警備担当交代の様子)」
そんなジョンの一日は隊員さんの出迎えから始まります。
隊員「前へならえ(号令)」
隊員「おはよう」
隊員「(号令)」
ジョン 写真4
ジョン 写真5
そして、手の空いた隊員さんにブラシをかけてもらうのが日課。
毎日の食事や、予防接種などにかかるお金はここに来た当初からわんこが好きな隊員さんたちのカンパでまかなっています。
時間になるとジョンは駐屯地入り口近くの警衛所から本部のある建物の入り口に移動し始めました。
どうして場所を変えたのかと言うと・・・
ジョン 写真6
ジョン 写真7
♪(君が代)
毎朝8時にこの本部で国旗の掲揚が行われるから。
ジョンはこの13年間、駐屯地で暮らしているうちに、何処で何が行われるのか、すべて覚えてしまったようなんです。
国旗の掲揚が終わると、再び警衛所に戻って今度は警備担当の隊員さん達と一緒に駐屯地内の見回りに出かけます。
ジョン 写真8
ジョン 写真9
駐屯地で暮らして早13年。新米の隊員さんにとって、ジョンはこの駐屯地のことなら何でも知っている
先輩わんこです。
今日も有事に備える隊員さんの仕事ぶりを眺めながら、平和な日々を願うジョンなのでした。
ジョン 写真10
 
   
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