きょうのわんこスペシャル

『たけのこの里』

ネオ
ネオくん オス 3才6カ月
(ゴールデンレトリーバー)

ネオ 東シナ海に面した鹿児島県阿久根市。 この街の静かな山間の一軒家で一匹のわんこが暮らしています。 彼の名前は「ネオ」。 生まれも育ちもここ鹿児島県。生後2カ月の時に、緑に囲まれた静かなこの家にやって来ました。
ご主人「行きますよ、山に」
ネオ そんなネオの家はタケノコを生産しています。 タケノコと言えば、そう、春先のこの季節がまさに旬!収穫シーズン真っ盛り。 今朝も、遠くの山並みを眺めながら車に揺られることおよそ15分。
ネオ この季節、ネオは毎日、ご主人夫婦と一緒に朝の10時から夕方の4時まで、タケノコ掘りの手伝いをしているんです。 やって来た所は、広さがなんと2400坪もある広大な竹林。 実は、ここ鹿児島県は日本で初めてタケノコが生産された場所と言われているんです。
ネオ 奥さん「はい、どうぞ、はい、お仕事だよ、お父さんと行くんだよ」
ネオが歩くこの竹林は、その昔、薩摩藩主が中国から琉球を経て取り寄せた2株の「孟宗竹」が生い茂ってできた歴史のある竹林の流れをくむ所。 天へと真っ直ぐに伸びる竹。 その竹が天からの恵みを実らせるのは、春のやわらかな土の中。
ネオ ご主人「ほら、ね、これお母さんに持って来たよって、分かった?お母さんにやっといで、ほら」
その天からの恵み、たけのこを運ぶのがネオの仕事。
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