きょうのわんこスペシャル

『心の友、いつまでも・・・』

ポチ
ポチちゃん メス 10才
(雑種)
ポチ 長野県の中央に位置する松本市。 この街にある市立鎌田小学校に一匹のわんこが住んでいます。 彼女の名前は、ポチ。
先生 「ポチ、おはよう、今日もみんなと仲良くしてね」
学校で暮らしているポチの一日は子供たちの登校とともに始まります。
飼育係の生徒 「ポチ、おはよう」
飼育委員の子供たちから朝ご飯をもらうとみんなと一緒に校庭を散歩。 実は、ポチはこの小学校に捨てられていたのがきっかけでここで暮らすようになったわんこなんです。
ポチ 飼い主探しをしてもなかなかご主人が見つからないポチ。 そんな状況が続く中、「保健所には渡さないで!」と当時の生徒たちが先生に訴え、ポチはそのままこの小学校で暮らすことができるようになりました。 ご飯代はカンパでまかなう。 生徒たちが一丸となって面倒を見る姿は地元の話題となり、ポチが出産をした時は生徒全員でポチの子育てを通して命の尊さを実感。 その子犬は生徒の家で暮らしています。

ポチ 生徒たち 「いただきます」
昼休みになるとポチの周りに集まってくる子供たち。
6年生 「大丈夫、噛まないから」
低学年の生徒 「かわいい」
6年生 「かわいい?」
低学年の生徒 「うん、」
6年生 「恐くない?」

初めてわんこ触れる下級生たちにもわんこの優しさを自然に教えているポチ。
ポチ 先生 「6年生の授業を見せてもらいに行くよ、いい?」
ポチも時々、授業参観。今日は6年生の音楽の授業。 6年生が練習しているのは卒業式で歌う歌。 もうすぐ6年間一緒に過ごしたみんなともお別れです。
6年生 「ポチ、6年間、ありがとう、長生きしてね」
「ポチに会えて、犬が嫌いだったのを好きになれました」
「ずっとこれからも人気者で長生きしてください」
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