きょうのわんこスペシャル

『夏を感じて・・・』

富士太郎
富士太郎くん オス 15才
(雑種)

富士太郎 続いてスタッフが向かったのは、日本が世界に誇る富士山。 体力と気力を振り絞って、澄み切った青空のもとスタッフが目指したのは富士山の7合目。
富士太郎 そこでスタッフを迎えてくれたのが、
わんこディレクター 「お、いたいたいた!」
その名も富士太郎。標高およそ3000メートルの、「日本で最も高い場所で暮らしている」と言われているわんこです。 隣にいるのは、奥さんのクルミ。そして、クルミとの間に生まれた6匹の子犬のうちの一匹が今も一緒に暮らしている娘のミミです。
富士太郎 富士太郎一家が暮らしているのは7合目にある「大陽館」という山小屋。 富士太郎は、毎年数多くの登山客をここで出迎えています。
登山客 「太郎ちゃん、待っててくれたの。太郎ちゃん、寒くないの?」
富士太郎 今はこの空に限りなく近い富士山で家族と一緒に暮らしている富士太郎。 でも、そんな富士太郎が山小屋のご主人と出会ったのはこことは別世界の高速道路の路肩。
ご主人 「行って来るよ」
登山客 「いってらっしゃ」
富士太郎 まだ子犬だった富士太郎は、路肩のポールにビニール紐で括り付けられたまま置き去りにされていたんです。 それが今ではご主人も家族もいるわんこ。しかも家があるのはこの富士山です。
富士太郎 そんな富士太郎にはここで暮らすようになってから15年間、欠かしたことのない日課があります。
登山客 「おはよう」
それは・・・・ そう、日の出を拝むこと。眩しい朝日を全身で浴びている時が富士太郎にとって何にも増して幸せなひと時。 同じわんこでも、実にさまざまな夏の過ごし方があるのでした。
今月のわんこ
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