『ハッピーバースデー』
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■制作発表レポート

先日、いよいよクランクアップを目の前にしての記者発表が行われました!
会見会場には家族を演じた皆さんが勢揃い!

娘を愛せないという難しくもショッキングな母親、藤原静代役を見事に演じきったのが、木村佳乃、そして声を失うという初の困難を抱える悲劇の少女役、藤原あすかに挑戦しているのが、あの大人気子役、大橋のぞみだ。さらに声を失ったあすかを預かり大きな愛で包みこむあすかの祖父が伊東四朗、祖母に加賀まりこ、あすかの兄を期待の子役鈴木宗太郎が、そして仕事一本で家庭のことは妻任せの父親役を勝村政信が演じています。

難しい役を演じきった木村佳乃は、
「あすか(娘)を愛せないという理由が自分の幼少期に問題があってそこが丁寧に描かれているので監督と相談しながら少しづつ丁寧につくりながら演じてきました。」とじっくりと作り上げてきたことを語った。特に、伊東四朗演じる父親に初めて長年隠していた自分の気持ちをぶつけるシーンが印象に残っていると語り、「伊東四朗さんに支えられてなんとかできました。」と話すと、「(台本)11ページ分をまさかワンカットで撮るとは思っていなかった」と伊東四朗も気持ちのいい緊張感あふれる収録であったと振り返りました。
さらにはこんな一幕があったことも披露して、「娘をビンタするシーンがあって普通は実際には当てないのですけれど、(大橋)のぞみちゃんはすごく勇気があって『実際にたたいてください』と言われたので思い切ってやりました。」と語ると大橋のぞみは「痛くなかったですよ。無事でした。」と皆を笑わせました。

そんな大橋のぞみも今回は声を失うという難しい役に挑戦したのです。
「お母さんと仲良くできなくて声が出せないのが難しかったけれどがんばりました。」と感想を述べると、すかさず加賀まりこが横から「台詞がなくて楽でした。」と代わりに答えのぞみちゃんと微笑みあいスタジオを笑わせると、さらに伊東四朗が「台詞がない、っていうのは難しいんですよ。」とコメント。「でもその分、ぼくの方に台詞がきちゃったけれど。」とおじいちゃん役伊東四朗も笑わせるなど、のぞみちゃんのコメントを二人揃って助ける様は、ドラマさながら。孫を温かく包み込むドラマのおじいちゃんおばあちゃんの愛情深さにもご注目いただきたいところ。
同様にあすかの兄、直人役を演じた鈴木宗太郎も、泣くシーンですぐに泣けなかった際には「『はいがんばって!』って大橋のぞみちゃんに言ってもらえてがんばりました。」と語ると、「そんなこと言ったっけ?」と仲良く大橋のぞみが答えるという仲の良さを見せてくれました。妹の心の叫びに気づき奮闘する、兄、直人と妹のやりとりにも注目してください。

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