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キャストスタッフの一言
プロデューサー
小岩井宏悦

柴門さんの作品は5年前にやった「Age,35 恋しくて」以来になります。やっぱりフジテレビプロデューサーとして柴門さんの作品を任せていただけるということは格別な意味があります。2回目ですから非常に光栄であるというのと同時に大変なプレッシャーを感じています。  「非婚家族」は、もう今の日本の家族制度とか結婚みたいなことなど僕達の身の丈に合わなくなってしまっているんじゃないかというところまで最終的には行き着くような話なんですが、エンターテイメント性の中に説得力を持って描いているところが素晴らしい原作だと思いました。私達スタッフとしてはこの原作の良さをいかに生かして皆さんに見ていただけるかを第一に考えて映像をつくっています。  キャスティングに関しては、原作からすると恐らく僕はもう完璧なキャスティングだと思っています。真田さんはいつもテレビでは比較的二枚目の役が多くていらっしゃるんですけれども、今回はどちらかというと調子が良くて明るくてちょっとスケベみたいな、しかもどんどんいろんなことが起こってどんどん傷ついて成長していくとても感情移入しやすい主役となっています。鈴木京香さんは、完璧という言葉が似合う女優さんであって、やっぱりきれいですごくお行儀もいい感じなんですが、今回は言いたいことをズケズケ言って不倫の恋に悩んで苦しむという、アンモラルなところを見せてくれる京香さんに期待しています。ひかる役の米倉さん、このひかるというのはこのドラマではある種、エネルギーというかエンジンになっています。ひかるという奥さんがもっと他の男とセックスしたい、と家を飛び出していくことによってこのドラマが一気に壊れていくという形で出ております。鈴木京香さん演じる知華子役が組織の人間として表と裏があって生きているのとは逆に、言うこと全て自分の素直な気持ちというのがひかる役の米倉さんです。また、踊りがとにかく素晴らしくてこの番組のとても大事な見どころと考えています。宇崎さんは原作のイメージがぴったりなとてもおちゃめな不良中年で、現場がとても和むんです。さらに久木田 役のMAKOTO君とセリナ役の黒谷さんと、とにかく素敵な人たちに集まって頂いてとても素晴らしいドラマがもうすでに出来つつあります。みなさん、どうぞご期待ください。

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(C)フジテレビジョン