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ｷｬｽﾄｽﾀｯﾌの一言
原作
柴門ふみ
先日、田舎の同窓会で久しぶりに昔の友達にあったんですが、大恋愛の末に素敵な結婚をしたはずの友人たちが既に離婚していたり、別居してたり相当悲惨な夫婦生活を送っている人間が多かったんです。日本経済と同じく日本の家庭生活の行き詰まりにも構造改革が必要かなと実感しました。かつて理想としていた家族の枠組みは幻想に過ぎないんじゃないか、じゃあこれから私達はどうすればいいんだろうか、というきっかけで原作を書き始めたんですが、小泉内閣の改革に痛みが伴うのと同じように夫と妻は傷つけあいますが、真実の愛にたどりつくまでの物語と考えていただければと思っています。
ドラマ化される時はいつも、原作をお渡しした段階でお好きにどうぞと任せてしまいます。ですので強いて申し上げることもないんですが、非常に素晴らしい演技力、華のある、若さのある、渋い、素晴らしいキャスティングで視聴者として映像化を楽しみにしています。
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