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キャストスタッフの一言
和田 行(企画)

昭和53年。今から25年前、フジテレビで「白い巨塔」を31本シリーズで放送しました。当時、医療ドラマとしてすごいものでありまして、医療ドラマの金字塔として、いまなお語られています。今回あれから四半世紀を経て、21世紀の新しい「白い巨塔」としてやることになりました。新作としては「北の国から」以来の2クールドラマ、さらにフジテレビ開局45周年記念ということで、超大型ドラマとして実現することができました。5年前からこの企画を進めてきまして、いろいろありながら、ようやくここまできました。素晴らしいスタッフ・キャストのみなさんがここにいて下さるのを考え深く思っております。脚本の井上さん、音楽の加古さん、監督の西谷、キャストは唐沢さん、江口さんを始め、豪華な顔ぶれになりまして嬉しい限りです。プロデューサーをやっていますと、なかなか自分の思う通りのスタッフ・キャストと組めないのですが、今回は100%の方々です。こういったことは珍しいケースで、おそらく原作が持っている力だと思います。この「白い巨塔」という原作が各スタッフ・キャストに伝わっていったと思います。原作者の山崎豊子先生とも何度も何度も、この企画についてお話をさせていただきました。社会的な側面もなりながら、一方で非常に渦巻く人間ドラマ、その原作を今、どういう形で私たちが解釈をして捕らえて作っていくのかと、ということがこの企画の原点だと思っています。以前のドラマや映画などのリメイクとかではなく、30数年前の原作を私たちが蘇らせるという狙いで作っておりますし、期待をして作っております。来週には放送開始です。皆さんに是非見ていただいて、新しいドラマの形として、素敵なドラマになるように心から思っております。是非ご支援ください。

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(C)フジテレビジョン