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「世界戦前に呪いの花束」
畑山隆則
勝つために様々な手をつかうアスリートもいるそうで、ボクシングの世界チャンピオンの畑山隆則さんはこんな“駆け引き”を相手選手にされたのだそうです。「僕が初めて世界チャンピオンになったのは98年なんですけど、その前年に同じ相手と世界戦を戦っているんです。その時は、ドローでタイトル獲れなかったんですよ。その試合前のセレモニーで花束を相手選手からもらったんですけど、『あのチャンピオン、その花束に呪いをかけてた』と、知り合いから聞いたんです。その人は『それでチャンピオン獲れなかったんだ』と、言ってて。翌98年の世界戦でも、また同じ選手が花束を渡そうとしてきたんですよ。受け取る瞬間に、その知り合いの言葉を思い出して、『受け取っちゃいけない』と思って、その花束を投げ捨てましたね。チャンピオンは『何してるんだ』って顔してましたね」畑山さんによると、その花束を受け取らなかったからこそ「試合に勝ってチャンピオンになれた」んだそうです。
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(C)フジテレビジョン