「株取引で銀メダル」
長塚智広
アテネ五輪・自転車競技で銀メダルを獲得した長塚智広選手。本職の競輪でも1億円近くを稼ぎ出すトップ選手なんですが、実は一流なのは競輪だけではないのです。財テクの知識もプロ並で、名だたる経済番組にゲスト出演。なんと年収の1/3を財テクで稼ぎ出しているそうなのです。そんな長塚選手、アテネ五輪本番でも相場チェックは欠かさなかったそうです。「株とか円だのドルだの、相場は24時間動いてるわけです。オリンピック中も競輪参加中も変動し続けるわけです。だから、オリンピックの日といえども、その日の相場を見ないとマズイわけです。普通は、オリンピック選手は試合本番だけが勝負じゃないですか。僕は、朝から日本チームの選手団本部に行って、そこでインターネットを使えるんですけど、そこで前の日の原油や株価をチェックして(売買)注文を入れてからレースに行ったんです」昔から株については勉強していたという長塚選手。それにしてもなぜ競輪選手になったのでしょうか?「僕は会計士かディーラーになりたかったんです。そのためには、商業科に行かなければならないし、でも父親の薦めは競輪選手だったんです。父は『競輪選手はみんな1億稼ぐんだぞ!』と言っていて。(父親のこの言葉は)ウソなんですけど。父親が負けた車券のお金を取返そうと、競輪選手にしたんです。それで商業科と自転車競技部がある学校に入って。それでたまたま自転車が上手くいったんですよ」そんな長塚選手、今では競輪でも株でもしっかり稼げるようになったのです。
長塚智広プロフィール

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