長塚智広選手から横田真一選手への質問
「競輪はお金のかかる競技だけに、レース中、熱くなったファンの行動に驚かされることがありますが、ギャラリーが静かなゴルフでもファンの行動に驚かされることはありますか?」
浜田 「長塚はどうなの?」
長塚 「競輪はレースの前に選手紹介といって、選手が2〜3周走るんです。その時にゆっくり走ってるんで、お客さんの声が聞こえるんですよ。その時に『長塚!お前が来ないと(勝たないと)うちの会社潰れるっ!』って言うんですよ。これはヤバイ、この人は切羽詰ってると。これは勝ちに行くしかないと」
浜田 「えらいもん背負って走らなアカンね」
長塚 「その場所を通る度に『お前だけが頼りだ!』って。そのレースでは後方から巻くって勝ったんですけど、そのお客さんが『コレでうちの会社、大丈夫だ!ありがとう!』って言ってくれたんです」
浜田 「勝った君もすごいなぁ。さ、横田選手は?」
横田 「僕、1回アルバトロスやったんです。アルバトロスって、ホールインワンより難しくて、野球で言ったら完全試合するようなものなんですよ。その(アルバトロスをやった)時、寒くてギャラリーが少なかったんですよ。家族づれが1組いただけなんです。かなりシラけたアルバトロスになったんですけど、その家族の子供にアルバトロスした時のボールをあげたんですけど、『アメ玉持ってるからいらない』って」
浜田 「かわいそうに」
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