第45回
新春かくし芸大会
2008

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そんな彼らを支えているのは、6人全員が『かくし芸』初出場という自負と意気込みだ。が、ミュージシャンとしても活躍するつるの剛士ですら「このパイプホンは音感が取りにくく、すごく苦労しています」とこぼすほどだから、他のメンバーは推して知るべし。上地雄輔が「いつも途中でわけが分からなくなってしまうんです」と打ち明ければ、「リズム感が全くない」と公言する野久保直樹も「とにかくリズムが全く取れなくてすごく大変。間違いなくこのメンバーの中で一番大変で、一番苦労していると思います。一番練習に出ているのに、一番できていないのが僕ですから」と汗をにじませながら話す。また、その野久保同様、リズム感の欠如を自ら嘆くスザンヌも「とにかくすごく大変で、私たちPaboが歌っている『恋のヘキサゴン』という曲も演奏するのですが、練習当初は全然できなくて、『死にたい』と思ったほど」だと言う。しかも「楽譜が読めないので、『黄色の次はピンクを叩く』というふうに色で覚えるのですが、何しろ膨大な量ですからなかなか覚えきれなくて…」とも。そして、せっかく覚えたと思った矢先に「パートや旋律などの変更につぐ変更」というさらなる試練が彼らを襲う。里田まいは「リアルタイムで超〜大変! 練習も大変だし、覚えるのも大変なのですが、一番大変なのは、変更があった時、その変更に対応する能力が欠けている、ということなんです(笑)。最初は片手でできることが多かったのですが、変更につぐ変更で両手を使って叩く部分が増えたので、今ものすごく苦戦しています」と語る。一方、「指導して下さる先生はカンがいいと言って下さったので、それを励みに頑張っています」と明るく話す木下優樹菜は、「太鼓は足を開いた構えでやらなければいけないのですが、(太鼓の)位置が高く、とにかく腰が痛くなるのでマッサージに通ったほど。とにかく体がきついです(笑)」と、"音楽力"のみならず、"体力"も要求される演目であることを強調する。
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