平成教育委員会
解答

問1.そんなに【てこずる】相手じゃないだろ!
てこを使い、重いものを動かそうとしてうまくいかず、てこがずれるところから出た言葉。
江戸中期頃の流行語

問2.そんな【おざなり(お座なり)】な答弁で通ると思ってるんですか
おざなりは「お座なり」と書き、その座敷なりに……ということ。
「なりに」は「それなりに」や「彼なりに」と同様に相応にということ。
そこから「その場相応に」「いい加減に」という意味になった。
それに対して「なおざり」という言葉は、「いい加減に扱いほったらかしにすること」
語源は「なお(直)」そのままなにもせずにいること、「去り」遠ざける・そのまま放っておく、が合わさったものなど諸説ある。
「お座なり」と「なおざり」の違いは、いい加減でもやり終えることと、やらずにほったらかしにすることの違い

問3.そういう貴理子ちゃんだって【極め付き(きわめつき)】のぼけなすじゃない…
別解:折り紙付き
書画や刀などにつけられた鑑定書を「極め書き」という。
これが付いていると世間では認められたことから、定評があるという意味で「極め付き」という言葉がうまれた。
これを二つに折ったものが「折り紙」。
保証するという意味の「折り紙付き」という言葉もここから生まれた。
というわけで、「折り紙付き」も正解。
ちなみに「お墨付き」は幕府や大名など権威あるものから得た保証(君主の花押という判が押してある文書)という意味なので、この場合はちょっと違う。

[問題]

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