平成教育委員会
- 解答 -

正解:虎の威を借る狐
解説:虎に食べられそうになったキツネが自分を食べると天に背くことになる、嘘だと思うならついてくるようにと言いました。
虎がキツネについて歩いていくと、獣たちはみんな、キツネの後ろの虎を恐れて逃げてしまいますが、虎は獣たちがキツネを恐れたのだと信じ込んだという話しからできた言葉です。
逆の意味で、『羊の皮をかぶった狼』ということわざもあります。
外見はおとなしいが、本性はその逆であるという意味です。

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正解:虎穴に入らずんば虎児(子)を得ず
解説:『スパイの役割は虎穴に入らずんば虎児を得ずの気持ちでないと有利な情報は得られない』などという使い方をします。
なぜ、わざわざ危険を冒してまで虎が住む『虎穴』に入って『虎児』を捕まえようとするのかというと、中国などではその昔、虎の毛皮が高級品で、特に虎の子の毛皮は柔らかく貴重だったため、そこからこのような言葉が出来たのだと言われています。

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正解:虎の尾を踏む
別解:虎の口に(へ)手を入れる
凶暴な虎のしっぽを踏むような危険な行為をすること
「大国に虎の尾を踏むような思いで刃向かう」といった使い方をします。

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正解:虎につばさ(はね)
別解:虎に角
強い虎に翼を与えさらに強い力が加わること
「横暴な専務が社長になれば、虎につばさのようになって大変なことになる」などといった使い方をします。

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正解:張り子の虎
弱いくせに虚勢を張る者のたとえ
魔除けや縁起物として飾られる張り子の虎は、本物の虎ではないので怖くありません。
そのため、弱いくせに虚勢を張る者のたとえとして使われます。
張り子の虎の首の動きから、「ただうなずくだけで主体性のない人」、「首を振る癖のある人」などにも例えられます。

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正解:虎視眈眈(虎視眈々)
耽耽…「じっと見おろす」という意味
虎が獲物を狙い、じっと隙をうかがっている目つきからできた言葉です。
政治の世界では、「虎視眈々と党首の座をねらう」などと使います。

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