白線流し

★キャストインタビュー
┗柏原崇(長谷部優介役)

Q.優介を演じて10年が経ちました。

A.正直、10代の頃は受け入れがたい役でした。優介はメガネをかけてて、女の子にオクテで、渉みたいな人と反りが合わなくて…と、いわゆる優等生の典型的パターン。デビューしてから優等生役が続いていたこともあって、すごく嫌だったんです。今思えば、優等生という役に対する僕の取り組む姿勢が足りてなかったんだとわかりますが、最初の頃は「なんでコイツはこんなことするんだ」って思いつつ、台本に書いてあることだけを監督の言われるままに演じたように思います。それが、連続ドラマが終わり、スペシャルをいくつか重ねていくうちに、こういうヤツってかわいいなと思えるようになりました。
なにより、演じるということはこういうこともすべて受け入れてカメラの前に立つことなんだと教えてくれた、俳優としての自分を育ててくれたキャラクターです。

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