1994年にシルク・ドゥ・ソレイユによって初上演された『アレグリア』。それは、多くの人々に衝撃的な感動を与えた斬新なショーで、現在も大好評を博しながらのワールドツアー中である。1996年には日本公演が行われ、東京と福岡の2つの都市で7カ月間におよぶロングラン公演を実施、67万人の動員が達成された。
“アレグリア”とはスペイン語で「歓喜」を意味し、作品全体は「人生への讃歌」というコンセプトで貫かれている。『アレグリア』が誕生した10年前の1994年、当時の世の中はとても不安定で、絶えず変化を繰り返す激動の真っ只中。古い権力と新しい夢、冷たさと優しさ、絶望と希望といった対比が、強くイメージに残る時代だった。その中で、不安や困難に直面しても人々の精神は不屈であることを訴え、古い習慣や体制を見つめ直し、一緒に明るい明日を創ろうと、『アレグリア』はメッセージしている。

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