東京DOGS
<STORY>
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クリスマスイヴ前日、堀川と真紀は由岐とホテルのロビーで会う。すると、ホテルマンが由岐にメッセージカードを持って来た。カードには、イヴに約束場所で待っていると神野から由岐へのメッセージが。そして、ホテルマンがベルをならすと目の前のツリーが点灯。その光景に、由岐は神野との約束の場所を思い出した。イヴの深夜、クリスマスへと日付が変わる時、教会の鐘が鳴り、傍らのクリスマスツリーが点灯するのが見られる場所だと付き添っていたゆりに話す。情報を聞いた三上は、由岐に無理やり場所の特定をさせようとする。しかし、奏とマルオが現れて、由岐を連れ戻した。

イヴ当日。捜査課と市警は、協力して取引場所に人員を配置。だが、現場に向かう途中、奏はロッシが取引に現れないと気づく。ロッシは毎年、イヴに行われる自分の娘のコンサートを見に行くからだ。コンサートは、折りしも日本で行われていた。大友に連絡した奏とマルオはコンサート会場へと急ぐ。一方、麻薬取引は三上たちの手で制圧されるのだが、案の定、神野とロッシの姿はなかった。

コンサート会場に、捜査課の面々が集結。神野のロッシ狙撃阻止を始めようとする。だが、神野はすでに会場の警備員などを鎮圧し、スナイパーの銃口はロッシに向けられていた。コンサートが終わろうとした時、客電が落ちる。奏は、スナイパーの一人を制圧。そして、神野の姿をコントロールルームに発見する。客席に入ろうとする神野の部下たちは、マルオと堀川が止めた。ロッシも捕らえられた。

奏は会場を出ようとする神野を追いかける。しかし、神野の部下に阻まれ取り逃がしてしまう。そこに、ゆりから由岐がいなくなったと電話が。由岐は神野に会いに行くとゆり。そして、ゆりは由岐が思い出した場所を奏たちに教える。

由岐は約束の場所で神野と対面。神野は裏切り者をあぶり出すための芝居で、由岐が記憶を失い、取引の現場へ連れて行かなくてはならなかったと話す。日付が変わると、神野は由岐に一緒に行こうと手を差し出した。だが、由岐は答えることが出来ない。今、自分が一番大事な人が神野を追っていると。そして、由岐は隠し持っていた刃物を神野に向ける。そこに、奏とマルオが現れた。奏、マルオと対峙する神野。奏とマルオは、次々に神野に撃たれる。由岐が止めようと飛び出した時、奏は手負いのみで飛び出し、神野を撃つ。そして、その手に手錠をかけた。

奏はニューヨークへ戻ることになった。旅立ちの日、マルオと由岐は奏を空港に見送りに行く。最後まで、マルオと由岐に嫌味な言葉を投げる奏。だが、3人の胸の奥には奇妙な友情が芽生えていた。そして、由岐の奏への想いは…。去っていく奏を追いかけた由岐は、抱きつこうとするのだが投げ飛ばされてしまって…。

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