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<STORY>

STORY 06
潜入捜査で絶体絶命!?

高倉奏(小栗旬)と工藤マルオ(水嶋ヒロ)は、松永由岐(吉高由里子)と西岡ゆり(ともさかりえ)の診察室へ。由岐はかなり記憶を蘇らせていたのだが、神野との関係を尋ねる奏に答えることが出来ない。なぜなら、由岐は記憶から神野が自分の恋人だったらしいことを知ったからだ。神野は奏にとっては、父親を殺害した憎むべき相手。

一方、特殊捜査課では近く神野の組織が大規模な麻薬取引を行うと踏む。奏は単身、取引相手の室井組に潜入捜査することに。室井組の闇のカジノバーに乗り込むと、マルオもやって来てしまう。大友(三浦友和)の命令だと言うマルオだが、実は勝手な行動。そして、2人は組長の室井(清水紘治)と会うことに成功。奏は、大きな麻薬取引があるなら自分たちにも薬を流して欲しいと要求。室井が断ろうとした時、銃弾が襲う。身を挺してかばった奏は、室井に認められ取引に加わることになった。

奏とマルオは、麻薬取引の日時を捜査課に報告。大友は、現場への接近を堀川経一(勝地涼)と益子礼二(東幹久)に命じる。室井は奏たちを倉庫に連れてくるのだが、そこはダミーだった。まだ2人を信用しきっていなかった。そこに、堀川と益子が室井の部下たちに捕まって連れてこられる。関係ないのなら始末しろと言う室井に、奏は堀川たちを東京湾に沈めてしまう。ようやく信用された奏とマルオは、本当の取引場所に。離れて待機していた舞島ミサ(大塚寧々)と鈴江光男(志賀廣太郎)が後を追い、警官隊が包囲する。一方、堀川たちは自力で海から上がった。奏が縄をゆるく結び、堀川にナイフを渡していたため助かったのだ。

神野の組織が到着し、取引が始まる。そこに、警官隊がなだれ込んだ。次々と捕らえられる神野と室井の部下たち。奏とマルオは必死に神野を探すのだが、見当たらない。その時、ボートが沖に向かって走り出した。奏とマルオが追うのだが、ボートは闇の海へと消えてしまう。現場には、神野の痕跡をうかがわせる赤い石のついたハチのバッヂが残されていた。

翌日、捕らえられた者たちの取調べで、鈴江は神野を裏切った男の写真を手に入れた。写真を見た奏たちは驚く。それは、由岐と一緒にアルバイトしていた吉村=甲斐崎ヒロト(水上剣星)だった。

神野を取り逃がし、甲斐崎の由岐への接近を許していた奏とマルオ。悔しがる2人がマンションに戻ると、由岐が奏に神野は自分の恋人だったと告げ…。

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