東京DOGS
<STORY>
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STORY 02
親子を守る戦闘術

高倉奏(小栗旬)と工藤マルオ(水嶋ヒロ)は、とあるデートクラブを摘発。奏が追う組織が関与するとの情報もあり、拳銃も押収される。だが、組織の人間が使用する"蜂のバッジ"は見つからず、どうやら情報はガセだった。その夜、組織に追われる松永由岐(吉高由里子)を警護する奏たちは、彼女をかくまうマンションを移す。

次の日、特殊捜査課で奏とマルオは課長の大友幸三(三浦友和)から、新たな事件の発生を告げられる。大物弁護士、小宮山義彦(杉本哲太)が自宅前で何者かに狙撃されたのだ。狙撃は失敗したのだが、悪徳とも揶揄される小宮山は妻と離婚していて、息子の宏輔(小林海人)とも二人暮し。大友は、課員たちに調査を命じる。奏とマルオが小宮山の自宅へ現場検証に向うと、鈴江光男(志賀廣太郎)が宏輔の相手をしていた。一方、益子礼二(東幹久)は小宮山の事務所へ向う。

奏たちは嫌がる宏輔を説得し、警察で保護すると家から連れ出した。別行動に出た奏は、ひとりである店に入る。そこで"蜂のバッジ"について聞くのだが、居合わせた男たちは否定して、奏にいきなり襲い掛かってきた。男たちを制圧した奏は黙って去って行く。すると、部屋の奥から甲斐崎ヒロト(水上剣星)が現れた。

マルオと鈴江は、宏輔を小宮山の事務所へと連れて行く。鈴江は警察の官舎で宏輔を保護すると説明するが、小宮山は一人で弁護士の息子なら留守番できるはずだと冷たく対応。事務所を飛び出した宏輔は、父親は自分のことを何とも思っていないと泣き出してしまう。そんな宏輔を、ひとりで官舎に泊めるわけにはいかないと思いをめぐらしたマルオは、ある事にひらめいた。

マルオは宏輔を由岐のマンションへ連れて行く。自分が狙われているのに、なぜ自分が宏輔を守るのかと反対する由岐。しかし、マルオの懇願に、自分に仕事が出来たと妙な納得をして由岐は宏輔を受け入れる。

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