東京DOGS
<STORY>
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STORY 01
最悪で最高のバディ誕生!!

ニューヨーク市警のエリート刑事、高倉奏(小栗旬)。警視庁特殊捜査課刑事、工藤マルオ(水嶋ヒロ)。この2人が、出会ったのは日本とアメリカにまたがる国際麻薬シンジケートのニューヨークでの摘発現場だった。そして謎の女、松永由岐(吉高由里子)とも…。

マルオは、同じく特殊捜査課から派遣された後輩刑事、堀川経一(勝地涼)と取引現場で張り込み。取引相手のマフィアたちが集結してくると、まるで映画のごとくアメリカの刑事が取り囲む。一網打尽と思われたとき、車が爆発。マフィアたちは散り散りに逃げ出した。マルオと堀川が逃げたマフィアを追いかけると、どうやら日本人のボスらしき人物と手下たちに行き会ってしまう。マルオたちの拳銃に対して、相手はマシンガンで応戦しようとした。その窮地を救ったのが奏。奏はマフィアを制圧し、ボスらしき男に近寄るのだが、別人だった。近くに本物がいると走り去る奏を、マルオが追いかけた。

奏とマルオは、最初の取引現場に戻った。すると、マフィアが置き去りにした車の中から人影が現れる。しかし、その人影は女性(由岐)だった。

1週間後、奏は東京にいた。麻薬取引指揮の失敗で作戦から外され、由岐の護送と同時に、上司からはしばらく戻らなくて良いと言い渡されてしまう。

由岐は、大学病院で西岡ゆり(ともさかりえ)の診察を受けるがショックによる記憶喪失にかかっている様子。由岐の隠された記憶を知りたい奏を、マルオは手伝わされることになった。2人は、マンションの一室に保護した由岐を監視。だが、お堅い奏と、ゆるゆるのマルオの相性は最悪。ことあるごとにぶつかってしまう。

マルオの所属する特殊捜査課は、後輩の堀川や舞島ミサ(大塚寧々)、益子礼二(東幹久)、鈴江光男(志賀廣太郎)たちを課長の大友幸三(三浦友和)が束ねている。大友は部下たちに、奏の正式な特殊捜査課への受け入れを発表。マルオは嫌がるのだが、奏とのコンビも正式なものになってしまった。

奏は大友に、ニューヨークで外された自分を特殊捜査課に拾ってもらった礼を述べる。どうやら、大友は奏の亡くなった父親の知り合いらしい。大友は、ニューヨークの取引を妨害されたボスが日本で仕切りなおそうと帰国しているらしいと奏に告げる。さらに、大友は奏の帰国を彼の母、京子(田中好子)に連絡しておいたと話す。バツが悪そうな奏。

奏は、マルオを伴って空き家の前にいた。由岐のマンションを見張っていた不審車両に取り付けた発信機からたどり着いたのだ。奏は、マルオの反対をよそに2人で建物への突入を図る。奏がマルオに作戦を説明しようとすると携帯が着信。なんと京子からだ。仕事中の奏に、京子はマイペースで話しかける。だが、奏も無下には電話を切れない様子。ようやく話し終えた奏に、マルオは相手を尋ねるが答えない。いや、答えられるわけがない。

軍隊&ニューヨーク市警仕込みの奏の作戦で、2人は突入を決行。2人の犯人制圧に成功するのだが、奏は簡単すぎた作戦に疑問を持つ。

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