太陽と海の教室
-INTERVIEW-

Q.これまでも、教師役は何度か演じていらっしゃいますよね?

はい。僕が授業するシーンは今までもなかったですけど(笑)。でも、ここまで徹底した受験校の教師役はなかったかな? 湘南学館は、生徒に問題なく3年間を過ごさせることに必死。そのための手段として、生徒たちに"減点法"をとっているんです。逆に櫻井先生(織田裕二)は"加点法"。生徒の良い面をとことん評価します。そこに決定的な違いがあるのが面白いと、織田さんが分かりやすくおっしゃってました。でもこれは、教師側の考え方で、生徒たちは意外ともっとクールに、現実をもっとこじんまりと捉えているんじゃないか? ともおっしゃってましたね。生徒たちは、自分の可能性を閉じることで、現実と向き合おうとしているんですよね。僕は、櫻井先生がそんな生徒たちに目標に向かって行くこと、無限の可能性を教えているんだと思います。そして、子供たちには揺れながらも素直に受け入れる余地があるけど、柴草は櫻井先生の考えに生徒と同じように揺さぶられても、大人の頑固さが邪魔をして受け入れられないんじゃないかと思っています。

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