し ゃ ば け
登場人物

・仁吉(白沢)…谷原章介

白沢とは?=中国由来の想像上の神獣。人語を話し有徳な王者の治世に出現する。日本では邪気や悪病を払う縁起の良いものとして画や像をお守りにした。悪病を払うという事から、かつてはよく漢方薬を扱う店にその像が置かれた。
一太郎が五歳の時、佐助と共に一太郎の守り役として現れた。豊富な薬の知識を持ち、薬種問屋・長崎屋の手代として一太郎の身の回りの世話をしているが、実は齢千年を超える白沢という妖で、本来の姿は人間の顔をした獏のような霊獣。
顔・両脇腹にそれぞれ三つずつ、計九つの目を持っている。色白で切れ長の目は町娘たちの憧れの的。しかし、色恋沙汰には興味をしめさず、若だんな一筋の人生。一太郎がピンチになると、穏やかな姿が一変し、凶暴になる。仁吉がそれほどまでに一太郎を慕うのには訳があった。千年も昔、平安時代の頃から続いている切ない恋心からだった。

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