家族へのラブレター
- スタッフコメント -

吉田豪(企画/フジテレビ編成部)

この度、「千の風になって」に癒やされた、という方々から数多くの応募を頂きました。
短期間にも関らず、多数のお話をお寄せいただきましたこと、スタッフを代表して御礼申し上げます。

今回放送させていただくお話は、どこにもでもあるごく平凡で幸せなご家庭を襲った突然のつらい出来事に、家族が一丸となっていかに立ち向かっていったのか…、そして家族それぞれが、人間である以上避けられない"死"についてどのように考えていったのか…、"死生観"という大きなテーマのもとに放送させていただきます。

主演の黒木さんには、今まで母・妻として家族愛をテーマにした数々の素晴らしい作品にご出演されていらっしゃる中で、命をかけて家族と向き合うという姿を演じられるのはこの方しかいない、という気持ちでお願いさせていただきました。最初に公募をしていただいた原文を拝見した時から、黒木さんのイメージで読ませていただきました。
また、死に向かってけなげに頑張る妻をやさしく静かに支え続ける旦那さん役はやはりイメージにあう石黒さんにお願いさせていただきました。

視聴者の方々が、"家族愛"、"人生"、"死"等々、人が生きていく上で直面する大きなテーマについて考えるきっかけになるドラマになれば、と思っております。

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