のだめカンタービレ
-Interview-

Q.演技以外にも、ヴァイオリンというもうひとつのハードルがありますが、水川さんは楽器の経験はなかったそうですね。

そうなんです。まったくなくて…。ホントに、音楽の授業でやるようなリコーダーとかハーモニカくらいしか経験がなかったんです。最初は、「なんとかなるだろう…」くらいの気持ちだったんですけど、甘かったですね。全然甘かった(笑)。弓の持ち方からヴァイオリンを弾くときの姿勢…慣れている感じを出すっていうのは難しかったですね。ヴァイオリンが上手な方って、子どものころからずっとヴァイオリンに触れて、毎日何時間も練習してきた、って伺って「ヤバイかも…」って(笑)。だから私も、先生のアドバイスに従って、なるべく毎日ヴァイオリンに触れるようにして、あとは課題曲の演奏部分をイメージしながら、音が出せなくてもいいから弾いていたんです。監督が、難しい楽曲ばっかり与えてくるので、本当に大変ですけど(笑)。

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