なでしこ隊
- 取材日記 -

■7月7日(月)
元特攻隊員の悲痛なる告白

長野県・松本市に住む元特攻隊員・島田昌往さん(82)は、特攻の非情さを赤裸々に語って下さいました。
「"熱望する""希望する""希望しない"の三択を迫られた。"希望しない"を選んだらどんな酷い目に遭うか分からないから、"熱望する"に○をするしかなかった。」
「特攻隊に指名された時は、背中に電流が走ったような感じがして、全身が熱くなった。死刑宣告を受けたのと一緒。」
「出撃して沖縄に近づいて来た頃、郷里を思い出して『お父さーん!お母さーん!』と、ありったけの大声で呼んだ。」
「出るまでは軍神。帰れば逆。とにかく馬鹿にされたようなもんで。もう二度と死ぬものかというような気持ちになった。」
これは、63年前の日本で実際に行われていたことなのです。

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