なでしこ隊
- 取材日記 -

■3月26日(水)
63年前へのタイムスリップ

永崎笙子さんと、知覧の思い出の地を辿りました。
永久橋・実家・三角兵舎跡・戦闘指揮所跡…。
そして、最も辛かったという出撃の舞台・滑走路跡地に着いた時、永崎さんは63年前の出撃の様子を静かに語り始めました。

「隊員一人一人の顔が、機体の窓からはっきり見えた―。」
「一生の別れを思うと、足がガクガク震えて止まらなかった―。」
「人が人の命日を決めるなどということは、決してあってはならない―。」

それは、体験者にしか語れない、あまりにも生々しい告白でした。

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