魔女裁判
- 第5話 -
[1/2]

吉岡徹(生田斗真)と渡部いずみ(加藤あい)は、柏木鏡子(石田ゆり子)の自殺の知らせを聞き呆然とする。帰社したばかりの本宮香織(比嘉愛未)も鏡子自殺の一報を受け、再び会社を飛び出していく。

鏡子の状態がわからないためとりあえず解散することになった裁判員の面々。急展開の連続に頭を悩ませる徹の脇でしばらく沈黙していたいずみは、鏡子は買収組織に裏切られたのかもしれないとつぶやき、有罪に入れた自分に責任を感じていた。2人の会話をアジトで盗聴していた東条総一郎(早川純一)の弟・英彦(浜田晃)は自分が黒川竜一(鈴木亮平)と手を組んでいたことがバレるのではないかと気が気ではないが、黒川は冷静に部下に情報を集めるように指示を出しつつも鏡子の行動の真意を探りかねていた。

鏡子は緊急手術を受け一命をとりとめた。裏切り行為に怒った進藤亮介(渡邉紘平)は黒川に抗議の電話をするが、黒川は平然と英彦と手を組んだことを話す。病院へ駆けつけた香織は、自分が進藤にかけた電話が席を外すきっかけになったことに責任を感じて涙を流していた遥(忽那汐里)を優しく励ます。家に戻っていた徹は、いずみの言葉を思い返して鏡子の無罪の可能性も感じ始めていた。

[次へ]

もどる
0.魔女裁判 TOP

(C)フジテレビジョン