魔女裁判
- 第1話 -
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そして裁判が始まった。法廷に入ってきた鏡子を思わずじっと見つめる徹。鏡子は起訴事実を全面否定する。検事・大沢陽子(宍戸美和公)による冒頭陳述が行われていると、傍聴席に取材でやってきた香織が入ってきた。顔を見合わせ驚く徹と香織の様子を、鏡子と弁護士・進藤亮介(渡邉紘平)は意味ありげに窺っていた。

裁判が終わり、評議室に戻ってきた6人は裁判長・美濃部学(岸博之)の進行に従い意見を交わしていく。相馬が保留、いずみは答えが出せずにいる以外は4人が有罪だと判断した。すると、急に部屋の電気が消え火災報知機が鳴り響いた。パニックに陥るメンバーの様子を観察する黒川。

1日目が終わりそれぞれ家路につく裁判員たち。いずみが家に帰ると郵便受けに何も書かれていない封筒があり、中には娘・舞(磯野光沙)の通園路が記された地図が入っていた。同じ頃、徹の部屋にも10万円が入った封筒が届いていた。直後、自らデザインしたTシャツが大量の買い注文されたとの連絡が入り、追加発注の前金としてその10万円を使ってしまった。自宅前で気絶させられ連れ去られた田所秀雄(中村靖日)が目を覚ますと、周囲一面に自分が男性といかがわしい行為をしている写真が貼られていた。慌てて写真をかき集めている田所に一本の電話が入る…。さらに徹と食事をしていた香織の元には、鏡子の独占取材がOKになったとの知らせが入った。お互いの成功を喜び合う2人。そんな2人の笑い声をスピーカーで聞いていた黒川は、進藤に計画は順調だと報告していて…。

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