ﾗｲｱｰｹﾞｰﾑ
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8:ｾｯﾄに隠された『ﾗｲｱｰｹﾞｰﾑ』の秘密!! Vol.2
───直の部屋にもこんなﾄﾘｯｸが!?
前回のﾌｧｯｼｮﾝに続き､今回は直の部屋を紹介します｡
直の元にある日突然1億円が届いたのがこの部屋｡その後も2回戦参加の通知が届いたのも､谷村が敗者復活戦参加を説得しに来たのもｺｺ｡つまりこの部屋は直を"ﾗｲｱｰｹﾞｰﾑ"へ導く場所とも言えます｡そのせいなのか､直が部屋にいる時のことを思い出してみるとｹﾞｰﾑ会場同様に少し薄暗いｲﾒｰｼﾞがありませんか? しかし､実際に直の部屋を見てみると驚くほどかわいらしく女の子らしい部屋なのです｡実はここにもｽﾀｯﾌが仕掛けたﾄﾘｯｸ(?)があったのです｡その仕掛け人､美術ﾃﾞｻﾞｲﾝ･坪田幸之さんを直撃です｡
ちなみに直の部屋は､外観は実際にある建物を､中はｾｯﾄで作られています｡｢とある木造ｱﾊﾟｰﾄの201号室という設定です｡部屋の形､広さ､高さなどは外観に合わせてﾃﾞｻﾞｲﾝを考えました｡玄関や玄関前の廊下の壁が色褪せているのは､木造であることからも築年数はかなり経っていることが考えられ､長い年月太陽の光を受けた日に焼けたような感じを出すためです｡ｱﾊﾟｰﾄの廊下は､部屋の中に比べ照明器具の大きさやﾜｯﾄ数が小さいのが普通｡その暗めの照明と壁の色褪せ具合で多少の不気味さが出ていると思います｣(坪田さん)｡
部屋の中へ入ってみると､まず目に入るのが落ち着いたﾊﾟｽﾃﾙﾋﾟﾝｸの壁に同系ﾊﾟｽﾃﾙｸﾞﾘｰﾝの柱｡そしてﾚﾄﾛな感じが漂うﾃﾚﾋﾞや机､棚といった家具｡｢築年数が古いことをいかし60年代のﾖｰﾛｯﾊﾟをｲﾒｰｼﾞしているため､ｷｯﾁﾝの業務用のｽﾃﾝﾚｽ冷蔵庫や調理器具などは輸入物を使用しています｡部屋の家具も基本的にはｱﾝﾃｨｰｸなものを用意してもらいましたが､食器棚などは既存の物だとどうしてもﾊﾟｽﾃﾙが明る過ぎるためわざわざ塗り替えてもらったんです｣(坪田さん)｡
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