ほんとにあった怖い話
-ほん怖インタビュー-

「悪夢の十三日」向井 理 インタビュー

今回、ほんとにあった怖い話への出演が決まった際、どのような感想を持たれましたか。
ホラーは初めてなので楽しみでした。やったことのないジャンルです。プロデューサーが長年あたためられていた企画だということですから、期待に応えたいという気持ちと楽しみという気持ちがあります。

ホラーものはご覧になりますか。
あまり見ませんが、流れていると思わず見てしまいます。幽霊の存在は信じています。霊感は強い方で、高校の時見たことがあります。それ以来見るようになってしまって。ホテルに泊まったときに見てしまったり。何かされたことはないので不安ではないです。

幽霊の存在というのはいかがですか。
怖いと思います。でも生きている人間のほうが怖い!

ホラー作品に出演されることとなり気をつけた点などはどういった点でしょうか。
コントっぽくならないよう、今まで通りにやろうと思いました。ホラーだからといって誇張するのではなく。見ている人を怖がらせることが目的ですから、自分が過剰にならないようにしようと思いました。自分が見ている人の感情まで出してしまわないよう気をつけています。

収録中はいかがでしたか。お祓いはしましたか。
お祓いはしました。収録した部屋は気持ち悪い感じがしました。古いぼろぼろのアパートでしたから。

撮影中はいかがでしたか。
おばけ役の方が現場に入ってきたとき、周りにいたお客さん(たまたま居合わせた人たち)が「わっ!」と、キャッキャッ言ってました。ロケをしていて家から出て来たらおばけ役の方に会ってしまった子供たちもキャッキャッ言ってましたね。

台本を読まれて、どういうところに注意してやっていこうと思われましたか。
考え方、ですかね。怖い部分以外は役柄としては、今置かれている状況でこれから一生懸命やろう、というところなので、考え方や表情に注意しました。

猛暑の中の撮影は大変ではないですか。
毎年、猛暑でも暗いシーンでは窓を閉め切って真っ暗な中撮っていたそうですが、今日みたいに曇っていたり、先週も台風の後でカラッとした天気だったりと今回は恵まれています。冷や汗をかくシーンでは布団にくるまって一生懸命汗をかいていました。リアル汗です(笑)

今作品のみどころは?
リアルにつくると怖いですね。監督が幽霊にすごくこだわっていらっしゃって、幽霊の収録になるとぼくらそっちのけでながびきます(笑)幽霊に関してはライティング、動き、タイミングなど全てにこだわりが感じられます。それだけちゃんとつくろう、とする方々が集まっているので。幽霊に対しての執着、そのこだわりがすごい。素敵だと思います。また、今の時代を反映している作品(会社は次々と倒産、就職難、就職しても長続きしないなどなど)だと思い、身につまされる思いがあります。見てくださる方を怖がらせようと撮影していますので、少しでも涼んでいただけたらと思います。
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