ほんとにあった怖い話
-ほん怖ファイル-

「真夜中の病棟」

看護学校を卒業した聡子(榮倉)は、とある病院に勤め始める。先輩看護師の香織(佐藤)、主任の真理子(池谷)とともに深夜勤務をしていた聡子は、病室からのナースコールに不審を抱く。点滅した部屋は空き部屋だったからだ。聡子は、香織に連れ添ってその病室へと向かった。ふたりが病室の扉を開けると、そこには誰もいなかった。だが、部屋を出ようとした瞬間、「背中が痛いよ…」という子どもの声が聞こえてくる。恐怖に怯える聡子。しかし香織は、誰もいないベッドに近づき、あたかもそこに患者がいるかのように、背中をさするような仕草をしながら話しかけた。顔面蒼白でナースセンターに戻った聡子は、仕事が手につかない。
それから数日後、再び深夜勤務をすることになった聡子は、巡回中にピタピタという怪しい音を聞く。その音は、廊下の奥にある階段の方から聞こえていた。聡子は、恐怖と戦いながらその階段まで確かめに行く。すると…。

脚本/鶴田法男・三宅隆太
演出/鶴田法男

小倉聡子…榮倉奈々

藤川香織…佐藤寛子
武田真理子…池谷のぶえ
山岸雄一…小池榮

もどる
ほん怖ファイル
ほんとにあった怖い話 TOP
(C)フジテレビジョン