コード・ブルー
- 2nd season -
- STORY -
[2/2]

勇樹を診ていた藍沢は、足の切断が必要だと判断。勇樹に伝えるのだが、彼は治療を拒否。すると、藍沢は冴島はるか(比嘉愛未)に勇樹の父親、北村を連れてくるよう頼む。冴島は、まだ息子を見捨てたと嘆き続ける北村を説得して現場に戻る。そこでも、躊躇する北村を今度は藍沢が治療を続けながら説得。ついに、北村は息子に声をかけ、励ましだした。藍沢は、勇樹の足の切断に成功して、残骸から助け出す。

白石と博文は、診ていた男性の容態が急変。博文は、心破裂を指摘。白石は博文の診断を疑いながらも開胸すると、指摘どおりだった。博文の所見に感心しながら、すぐさま処置に入る白石。博文は、処置を手伝いながら白石の成長を感じていた。

墜落現場での乗客の救出は一段落しようとしていた。藤川は、細井を診ながら病院に戻ろうとしていた。だが、病院まで後わずかというところで、細井が大量出血。その命を散らしてしまう。

事故から数日が経過。フェローの終了認定の日が来た。藍沢、白石、藤川はフライトドクターに認定された。1人認定されなかった緋山を、直美(吉田羊)が訪ねて来た。自分のせいでフライトドクターに認定されなかったと直美は緋山に詫びる。緋山は否定も肯定もしなかった。ただ、もう一度会いに来てくれたと、緋山は直美に感謝した。また、緋山は意識を取り戻した田所に、遠回りするのは自分と一緒だと告げられる。

墜落現場で、骨折していたにも関わらず白石と患者の救助にあたっていた博文が退院することになった。白石は、去っていく背に、お父さんみたいな医者になると告げた。博文は、そんな娘に、ただがんばれと言い残して去って行った。

その日の午後、藍沢は祖母の絹江(島かおり)と母の墓参りに出かける。途中、生い立ちに嘘をつき続けてきたことを詫びる絹江。すると、藍沢は絹江の嘘も、育て方も、全て自分の力になったと逆に感謝する。2人が墓前に着くと先客がいた。それは、藍沢の父、誠次(リリー・フランキー)。フライトドクターになったことを亡き母に報告した藍沢は、誠次と真正面から向き合う。そして、いつも命日を外して墓参りしていた誠次に、来年は命日に来て欲しいと告げた。

翔北の春。森本は、轟木聖子(遊井亮子)とよりを戻し、橘と三井環奈(りょう)の関係も修復しつつある。そして…。白石、藤川はフライトドクターとして勤務。緋山も、やり直しの一年を翔北救命救急センターで始めていた。フライトナースの冴島は、そんな彼らとのフライトを続けている。藍沢は…。藍沢は翔北脳外科、西条の下で働いていた。将来は、心臓外科も経験してから救命に戻るつもりらしい。

そんな翔北に、救命の要請が入る。消えようとする命に、再び未来を…炎をともすために、ドクターヘリは今日も飛び立って行く…。

[前へ]

もどる
0.コード・ブルー 2nd TOP

(C)フジテレビジョン