ビブリア古書堂の事件手帖
インタビュー vol.6

篠川文也役
ジェシーさんインタビュー

*栞子(剛力彩芽)の弟・文也役を演じるうえで心がけていることはありますか?

おとなしいお姉さんとは正反対のキャラクターなので、その差を見せられるように明るく楽しくできたらいいな、と思っています。自分自身に近い気もするのでそのまま演じたらいいんでしょうけど、共演者のみなさんがすごい方ばかりで緊張してしまいます……難しいですね(苦笑)。

*自分に近いと感じるのはどんなところですか?

思ったことをすぐに言うところです。腹減ったら「腹減ったー!」って。僕もそうなので(笑)。

*文也は、志田(高橋克実)や大輔(AKIRA)に対してもフランクに接するキャラクターですよね。

そうなんですよ。志田さんにはタメ口で話すこともありますから、緊張しているとできないので、芝居をしているときは役になりきっています。でも本番が終わるとまた緊張が戻ってきちゃって(笑)。最近は少しずつ話せるようになってきていますけど…。

*剛力さんとはどんな話をしましたか?

自分からは話せないんですけど、僕のことをスタッフさんに「弟を可愛がってね」とかって紹介してくれたのが嬉しかったです。やさしくて素敵なお姉さんです。

*あんなお姉さんが欲しいと思ったりしますか?

しますね。僕には妹しかいないので、お姉さんがいたらいいなと思います。仲が良かったら洋服とか買ってくれそうだし、いろいろ頼めそうなので(笑)。

*撮影の合間の過ごし方は?

長い空時間があったら、楽屋に戻って台本を読みます。ちょっとした時間だったら、スタジオ前の前室でスタッフさんと話したり。この間は、プロデューサーさんに連れられて、向かいのスタジオで撮影をしている『ラストホープ』の現場に行って相葉(雅紀)くんに挨拶しました。僕のことを知ってくれていて、「頑張ってね」と言ってもらいました。

*ご自身の意気込みはいかがですか?

今までは深夜ドラマの出演が多かったので、まず月9と聞いて、そしてヒロインの弟役だと聞いてビックリしました。月9に自分が出られるなんて、まったく思っていませんでしたから。実際に撮影に入ってみて驚いたのは、古書堂のセットです。大きさもそうですけど、古本とか小道具がすべて本物なのを見て「すごい!」って思いました。あそこにいると本を読みたくなって、ちょっと見てみたりもしますけど、まだ読んではいないですね(笑)。

*最後に今後の見どころとメッセージをお願いします。

文也はお姉さんの謎解きにはあまり関わっていないですけど、今後、関係してくる部分もあると思うので、そこを楽しみにしてほしいです。僕としては、お姉さんがあれだけ謎が解けるんだから、文也にもそういう才能があるんじゃないかな、あってほしいなと思っています。あと、僕らのお母さん(安田成美)についての謎も明かされていきますので、そこにも注目してほしいです。

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