鹿男あをによし
ストーリー
《1/11》

小川孝信(玉木宏)は、堀田イト(多部未華子)から受け取った"目"=銅鏡を、平城宮跡の朱雀門近くの草の上に置く。それを、藤原道子(綾瀬はるか)、小治田史明(児玉清)、鼠が見守る。そして、鹿の呼びかけで、いよいよ儀式が始まる――。

鹿によれば、邪馬台国の時代、権力者だった鹿、狐、鼠は瀕死の卑弥呼に呼ばれ、卑弥呼の死後、卑弥呼に代わり大鯰を鎮める儀式を行うことを頼まれたという。60年に一度、卑弥呼が自らの力を移し替えた"目"を使い行う儀式。大鯰が好き放題暴れるようなことになれば、この国は滅びてしまう――そんな卑弥呼の悲願を守るために、鹿たちは儀式を続けてきたのだ。

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