鹿男あをによし
-ｲﾝﾀﾋﾞｭｰ-
問:制作発表のときに｢この作品の世界に生きられるのが幸せ｣とおっしゃっていたのが印象的でした｡
原作はもちろんですが､僕はこのﾄﾞﾗﾏのﾌｧﾝなんです｡ｼﾅﾘｵもﾊﾞﾂｸﾞﾝにいいですし､ｾｯﾄや細かい装飾までもとても丁寧につくられていて感心します｡僕(福原重久)らが暮らす下宿も､通常のｾｯﾄよりもずい分奥行きがあるし､普通はべったりした壁になっているところがｶﾞﾗｽになっていたり､照明や灯りがきれいだったりするんです｡そのことが､映像の陰影の美しさにつながっていると思うんですけど､いいなぁって｡あとは､なんといっても鹿ですね｡鹿が映るたびに､楽しくなります(笑)｡第5話なんて､大和杯でのもの凄い真剣な剣道のｼｰﾝの合間に､ﾌｯと鹿が出てきたじゃないですか｡本当に笑ってしまいました｡鹿の存在が､こんなに強いものだったとは…｡
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