ありふれた奇跡
第10話
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「妙」で待ち合わせした中城加奈(仲間由紀恵)と藤本誠(陣内孝則)。加奈は自殺しようとした時を振り返り、誰かに止められた気がしたが、それを翔太と重ねて恋人気分になっていただけかもしれないと話す。そんな加奈に誠はもっと気持ちを楽にするべきと言う。
ある日、四郎(井川比佐志)のもとへ誠がやってきた。誠は加奈と翔太(加瀬亮)を応援すると言い、血筋を絶やしたくないと言い張る四郎に反対ではなく励ますのが役割じゃないかと訴える。すると、四郎がおもむろに5万円を貸そうと言い出した。翔太の件にかこつけて仕事か金を探しているのだろうと言う四郎。沈黙の後、うなずいた誠に四郎は5万円は貸さないが5千円を寄付すると言う。罠にかけられたと怒った誠はお金を受け取らず去っていく。
翔太は重夫(風間杜夫)と律子(キムラ緑子)が暮らすアパートへ来ていた。口げんかをしながらも仲良さそうな2人と乾杯し、食事をする翔太。
とある喫茶店で誠は朋也(岸部一徳)と向かい合って座っていた。誠は加奈と知り合った経緯を説明し、加奈と翔太を一緒に応援して欲しいと言う。
しかし、朋也はあなたには関係ないから娘のことは忘れて欲しいと言い、コーヒー代金だと1万円を渡す。戸惑いつつも受け取る誠。
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