ありふれた奇跡
第6話
(1/2)

中城加奈(仲間由紀恵)から子供が産めないことを告白された田崎翔太(加瀬亮)は、加奈に呼び出されて藤本誠(陣内孝則)の部屋にやって来た。誠は、「妙」で加奈に手を出そうとして以来の再会に翔太に自分を殴るように言うが加奈はひきずらないように声をかけ、自殺しようとした理由の詳細を話すから立ち会って欲しいと頼んだ。静かに話し始めた加奈。数年前、付き合っていた男の子供を妊娠した加奈は、その男が別の女性を妊娠させ中絶させていたことを知り中絶をした。しかし、それが原因で妊娠できない体になっていたのだ。話を終えると、加奈は何も言わないで欲しいと部屋を1人出て行く。

誠はゆっくり時間をおいて考えろと助言するが、部屋を出た翔太は中城家に向かった。静江(八千草薫)が応答し、加奈はまだ帰っていないという。翔太を歓迎し、ひ孫が見られる日が楽しみだと無邪気に話す静江に翔太は子供は欲しくない、持つ気はないと言い切る。そこへ加奈が帰宅した。驚いた加奈は翔太を追い返し部屋に戻るが、そこへ静江がやってきた。翔太が子供をつくる気がないとの発言したことを静江から聞いて驚く加奈。

(次へ)

もどる
0.ありふれた奇跡 TOP

(C)フジテレビジョン