ありふれた奇跡
インタビュー

Q.結婚を反対していた時の、静江の気持ちとはどんなものだったでしょうか?

普段はあれだけはっきり話す静江が、反対する言葉は強い口調ではなく、少し投げやりな言い方だったんです。そこに、本当は反対したくないなというのが感じられました。翔太さんを孫のようにかわいいと思っていたから、反対することに寂しさや悲しさがあったんだと思います。翔太さんに対する怒りはなくて、ただ責められるだけの姿が可哀想で、こんな話になるのは嫌だなって思ったんでしょうね。翔太さんが中城家に来たシーン(7話)では、朋也さんは怒っているし、そんな朋也さんを見て桂さんは嫌悪感を示している。そして翔太さんは恐縮しきり。そのバランスが、山田さんらしくておもしろいなと感じました。

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