ライアーゲーム
シーズン2
◇ Story #7 ◇

セミファイナル前半戦、"天使と悪魔ゲーム"。神崎直(戸田恵梨香)と秋山深一(松田翔太)は、天使だった牧園ワタル(夕輝壽太)との接触で十字架を増やした。一方、葛城リョウ(菊地凛子)は仲間を6人に増やしたものの、悪魔が名乗り出ずに接触を控えていた。直は自分の十字架が増えないことを承知で、川井タツヤ(姜暢雄)と谷中モモコ(片桐はいり)にワタルと接触するようにお願いするが、あっさりと断られてしまう。落ち込む直に追い討ちをかけるように、葛城はその行動は偽善であり自己満足だと告げる。

第2ピリオドが終わり、モニターには天使が11人、悪魔が1人であることが発表された。葛城は、新たに加わった池沢テッペイ(忍成修吾)、佐伯ヒロカ(武井咲)、土田靖史(森下能幸)の中に悪魔がいたとしても勝てると断言し、今後の作戦と接触手順を説明する。その作戦とは直1人を脱落させるものだった。冷酷さに恐怖を感じるプレイヤーたち。同じくモニターを見た秋山も必勝法を思いつき、直に再び川井とモモコを説得し続けるように話す。わけがわからぬまま、言われた通りに説得を試みる直。しかし、2人の返事は変わらない。それでも諦めずに必死で頭を下げる直の様子を見つめる葛城グループの面々。

最終ゲームとなる第3ピリオドが始まった。葛城グループは手順通りに最初の接触をして審判の部屋へ向かう。ところが、部屋は秋山グループが占領していて入れない。自分の状態が確認できないと次の手順へ進めないため、苛立ちをあらわにする大塚マリエ(MEGUMI)と安川ノリヒコ(春海四方)。しかし、直とワタルは十字架が4本に達していないため、やがて出てくるだろうとたかをくくっていたが、意外にも2人は部屋の外にいた。部屋に閉じこもっているのは秋山、福永、川井、モモコで、川井とモモコは直の説得に応じないことに負い目を感じて閉じこもるだけならと協力を承諾したのだった。同じ頃、別会場では横谷ノリヒコ(鈴木一真)が順調に勝ち上がっていた…!

仮に悪魔の1人が正直に名乗り出たところで、もう勝ち目がないという直の説明に焦るマリエと安川だが、葛城だけは余裕で笑顔を浮かべていた。葛城は各部屋に小切手を滑り込ませ、最初に部屋を出た人に賞金を出すと告げる。その言葉で福永が部屋から出ると、川井もモモコも出てきた。空いた3室でそれぞれ状態を確認して出てきた葛城、マリエ、安川。安川は秋山に聞かれるまま自分が悪魔だと白状する。それにより天使であることが判明した池沢、ヒロカ、土田は、すばやく直とワタルと接触して十字架を4本に増やした。実はすべて秋山の作戦だったのだ。これで十字架を4本獲得していないのは葛城、マリエ、安川だけになった。直はマリエや安川を救おうと手を差し伸べるが、それを葛城が止めた。葛城は事前に池沢たちと金銭契約を交わしていたことを明かし、3人と接触。葛城たちも条件を満たし、後半戦出場を決める。葛城は秋山に向かい不敵な笑みを浮かべ…。
(※横谷ノリヒコの活躍と秋山の母の死について、詳しくは「シーズン1」物語、フジテレビOnDemand「エピソード0」をご覧ください)。

もどる
0.ライアーゲーム TOP

(C)フジテレビジョン