Dのゲキジョー
〜運命のジャッジ〜

■マインドコントロール
昭和63年6月。38歳となっていたマリは、その神田という女性と初めて顔を合わせる。するとその女性は、当時マリが抱えていた悩みや心の状態を驚くほど的確に言い当てたのだ。彼女の不思議な力に次第に引き込まれていくマリ。

そんなある日、拝み屋はマリに、ある衝撃的な予言をする。それは、愛娘えみりの目が見えなくなるというものだった。事実、えみりの視力は落ちていたのだ。この予言を期にマリは、神田に完全に傾倒し、マインドコントロールされていくことになる。

このときマリは、厄払いと称して拝み屋に初めて金銭を要求される。払った額は5000円。しかしこれが、この後マリが支払っていくことになる莫大な金銭の出発点だった。

その後も、拝み屋はマリに対して次々と悪い予言を行った。その都度、マリは厄払いをお願いし、それに対し金銭を支払っていく。その額は次第に1万、10万、20万と引き上げられていった。神田に出会って1年。マリが彼女につぎ込んだ額は、1千万近くに上っていた。

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